このレビューはネタバレを含みます
ザ・リバー 呪いの川
有名な冒険家のコール博士がアマゾンの奥地で行方不明となった。
コール博士はアマゾンへ「魔法」を探しに向かったと言うが……。
半年後、博士の追悼式を準備していた息子のリンカーンの元に、博士のビーコンが反応したとの連絡が入る。
プロデューサーのクラークは捜索資金を出す条件として、捜索過程を撮影し番組にする事を提案する。
コール博士の妻はこれを了承し、渋る息子とクルー達を連れてアマゾンの奥へと出発するのだった。
「パラノーマル・アクティビティ」「Area 51」など低予算モキュメンタリーで知られるオーレン・ペリが制作総指揮を取ったモキュメンタリー・ミステリードラマ。
捜索過程を撮影すると言うコンセプトが最後までぶれ無いのがとても好みで、全8話の各話で様々な超常現象を描くのもめっちゃ面白かった！！！
超常現象・都市伝説・オカルトが好きならお勧めの作品。
「この話は感染パニック」「この話は幽霊船」「この話はエクソシストパニック」など、各話で超常現象がしっかりと描かれるのが良い。
モキュメンタリー風の作品は大好きなので、久々に最後まで楽しく見れたドラマだった。
こう言うのが見たいんだよ、こう言うのが！！！
主演のジョー・アンダーソン目当てでみたので、主人公・リンカーンがめっちゃ好き。
医者の卵であり、船唯一の医療キャラである為、怪我をしたら彼が走り回る事となる。
頼りになるタフガイと言うより、心優しく誠実な医療従事者って感じで好ましいキャラだった。
最終話の大暴走は演じたジョー・アンダーソンの高い演技力が本領発揮される回だった。
そして、寡黙で謎めいた警備員・カートも大好き！！
正体は判明しなかったけど、多分、超常現象を牛耳る的な秘密結社の人間とか、なんかバチカンのエクソシスト特殊部隊の人間とかそんなんだよ。知らんけど。
8話で打ち切りになったのがとても悔やまれるけど、変に話を膨らませてだらだらシーズンを続けるより、謎を残してあっさり終わる方が良いのかも。
多少グロのシーン・暴言もありますが、ちゃんとクラークとAJが編集してモザイク入ってるから安心してください。
