Pastel

ワンス・アポン・ア・タイム シーズン5のPastelのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

キャプテンスワンに色々と心をかき乱されるシーズン。

1話

過去の現実世界ではまだ子供のエマがある男性から「エクスカリバーを決して手を出すな」と忠告される。

おとぎの世界ではアーサーとマーリンがエクスカリバーの在処を探していた。直前で剣を引き抜こうとしたケイという人物が目の前で消えてしまったため、躊躇しながら彼は剣を引き抜く。引き抜いた剣の先が欠けていると知った彼は剣の先を修復しようとする。

ストーリーブルックでは短剣を使いエマを呼び出そうとするが、エマは現れなかった。この世界にエマはいないと知った一行は魔法使いの弟子を尋ね、別の世界への扉を開けるための杖を託される。杖には闇の力が必要だったが、改心したレジーナでは力不足のためゼリーナの元を訪れる。レジーナは彼女を頼るのを止めたが、一刻も早くエマを救いたいキリアンとヘンリーは彼女を脱出させてしまう。脱出したゼリーナはロビンを人質に杖を要求した。みんなに止められながらも杖を渡したレジーナだったが、扉を開けてすぐにゼリーナに魔法が使えなくなる手枷をつける。別の世界への扉が開いた一行はダイナーごと別の世界に飛ばされる。

エマは頭の中のルンペルシュテルツキンとずっと戦っていた。マーリンを探すために必要な鬼火を見つけたエマだったが、弟を救いたいメリダに譲ってしまう。しかし、夜中に脳内ルンペルとの会話を聞いてしまったメリダは不信感を抱いて、黙って出発してしまう。取り乱したエマは思わずメリダの心臓を取り出してしまうが、キリアン達の呼び掛けで踏みとどまる。

一行と合流したエマはマーリンを知っているアーサーという人物の城に招待される。しかし、6週間後、一行は記憶のないままストーリーブルックに戻されてしまう。そして、そこには闇王になったエマの姿があった。

2話

エマが闇王では町に居られないというドワーフたちは境界線を越えようとするが、ドーピーが木になったのを見て止める。ベルは闇王を愛すのは危険だとキリアンに忠告する。エマを呼び出したヘンリーを迎えに来たレジーナは彼女から「救世主にしか解決できない問題が街に迫っている」と忠告を受ける。アーサー達キャメロットの住人までなぜかストーリーブルックに飛ばされていることが判明する。キャメロットの人々のためのキャンプ地でロビンは謎の生き物に拐われてしまう。ベルの協力でその生き物はフューリーと言い、魔法への対価を払っていないため襲ってくることが判明する。レジーナはエマの元に詰め寄るが、フューリーを呼んだのはレジーナ自身だと追い返されてしまう。ロビンが連れていかれそうな時、レジーナは自分を身代わりにする。スノー達はレジーナの手を繋ぎ、彼女が連れていかれないように救う。このことによって素っ気ない態度のリロイもレジーナを救世主と認める。エマの家ではルンペルと彼女がエクスカリバーと短剣を使い、光を消そうとしていた。

キャメロット城に招待された一行はマーリンが閉じ込められてるという木に案内される。その後、舞踏会の準備をする一行だが、踊れないレジーナは行かないと言う。スノーとデイヴィッドの助けで踊りを練習し、舞踏会に参加するレジーナだったが、ロビンがアーサーの部下のパーシヴァルに襲われてしまう。レジーナは魔法を使うが、ロビンを刺した剣には彼女を殺すための魔法がかかっているため治せない。困ったレジーナはエマに頼み、ロビンを治してもらうが、エマは魔法には対価が必要なことを黙っていた。2人きりになったロビンと妻のグウィネビアはエクスカリバーを直さなければと誓う。

3話

クリムゾンクラウンを見つけ出したデイヴィッドは円卓の騎士に選ばれる。スノーはランスロットからアーサーを信じるなと警告される。エマは眠ったままのゴールドを誘拐する。

4話

昔のキャメロットでは子供のアーサーがケイにからかわれながらもマーリンのお告げによると自分がキャメロット王国の王になるとグウィネビアに話していた。大人になったアーサーは予言通り剣を持ち帰るが、グウィネビアの誕生日のダンスの誘いも断り部屋に篭っていた。グウィネビアとランスロットは魔法の小手を使って本当の短剣の在処である闇王の地下墓地を突き止める。大好きなミドルミストの花を送るランスロットに惹かれたグウィネビアは彼にキスをする。そこでルンペルと取引をした2人は魔法の小手を渡す代わりに何でも直せるアヴァロン島の魔法の粉を手に入れる。しかし、戻ってきた親しげな2人をアーサーが見ていた。グウィネビアと争ったアーサーは短剣ではなく彼女と国に魔法の粉をかける。

レジーナに預けていた短剣を狙おうとしたエマは間一髪でキリアンに止められる。弱りきった彼女には休養が必要だとヘンリーとキリアンは花畑に連れていく。頭の中のルンペルのことをキリアンに話したエマ。キリアンは彼女の信用を勝ち取り、エマの頭からルンペルを追い出す。ランスロットを信じるスノーに止められたものの、デイヴィッドはアーサーに剣のことを話してしまう。しかし、スノーはエマの短剣を持ち出し、ダイナーに隠れるランスロットに託していた。ランスロットと闇王の地下墓地に来たスノーは以前ユニコーンのお告げで見た場所だと気づく。実はスノーを信じるデイヴィッドもアーサーをこっそりつけていたが、結局はアーサーに屈する羽目に。2人は魔法の粉をかけられ、ランスロットは地下牢に入れられ、そこでメリダと出会う。

現代のストーリーブルックではメリダの心臓を取り出したエマがゴールドを勇者に変えるように脅していた。

5話

ヘンリーの初ロマンスに焦る現実世界のレジーナが可愛らしい。ヴァイオレットとデートするヘンリーの映画のチョイスが「ハロルドとモード」か「コマンドー」なの笑っちゃう。ドリームキャッチャー、なんだっけと思ったけど、エマがニールからもらった思い出のアイテムだったんだね。

おとぎ話の世界では最愛の女性を失ったマーリンが闇王を殺そうとするが、失敗して木に変えられる。その様子をエマが魔法のドリームキャッチャーで見ていた。レジーナがスノーとデイヴィッドに短剣を渡そうとした瞬間、エマが現れ彼らはアーサーに操られていることを話す。マーリンのことを話すエマにレジーナは「愛する人を失った涙で木に変えられたなら解放する方法もそれと同じ」だと話す。レジーナはダニエルとの想い出をエマに見せてもらい、涙を採集する。しかし、ロビンに会ったレジーナは傷が癒えてしまったため、ヴァイオレットに失恋して帰ってきたヘンリーの涙を使い、マーリンを解放する。スノーとデイヴィッドを元に戻したマーリンはエマに闇を葬る覚悟は出来ているか尋ねる。

現代のストーリーブルックではキャメロットの人々を勇気づけるべくダンスパーティーを開くことに。ゴールドを攫ってきたエマは彼を勇者にしてエクスカリバーを抜かせようとする。エマはメリダと共にゴールドを森に連れていかせる。メリダは欠けたカップをエサにゴールドの勇気を引き出す。ヴァイオレットの父モーガン卿が馬を探していることを知ったヘンリーは「コブラ作戦の続き」だとエマに頼み込む。エマが留守の間、一行はエクスカリバーのある部屋とドリームキャッチャーを見つける。ダンスパーティーの日、キリアンはアーサー達にエマの家のエクスカリバーについて話す。おとぎ話の中とは違い、馬見つけたヘンリーはヴァイオレットといい雰囲気に。レジーナとロビンはドリームキャッチャーを使い、キャメロットでの記憶を見る。そこにはヴァイオレットの心臓を抜き取り、失恋したヘンリーの涙を手に入れようとするエマが映っていた。その様子を見ていたヘンリーはエマに心を閉ざしてしまう。

6話

キャメロットではマーリンがランスロットとメリダを牢屋から救い出す。メリダはベルを気絶させ、一行からはぐれさせて、弟を探すために協力を煽ぐ。以前父を亡くしたのは自分のせいだと思うメリダはベルに自分を熊に変える薬を作ってもらう。しかし、ベルは直前で薬の中身を水に変え、父の死は彼女のせいではないと勇気づける。弟たちを処刑する弓が放たれた時、メリダの放った弓がそれらを妨げる。敵はみんな降伏し、メリダの弟たちも開放される。ベルはメリダに別れを告げ、エマたちの元へ戻るのだった。

現代のストーリーブルックではマーリンに会えたはずのエマが闇に落ちていることに疑問を持った一行がクリムゾンクラウンを使ってマーリンと交信することに。交信できるのはお告げを受けたアーサーだけだと知った一行は彼の元へ向かう。アーサーがこっそりクリムゾンクラウンを火の中に放ったことに気づいた一行は途方に暮れるが、お告げを受けたもう一人ヘンリーを使ってマーリンと交信する。闇王に追われるマーリンの口からニムエという女性の名を耳にする。

一行がアーサーの元へ向かう間、ベルだけはゴールドを探しに行く。一度はベルを連れて町から出ようとするが、車から降りたベルが熊になったメリダに襲われているのを見た彼は戻ってくる。メリダを人の姿に戻した彼はエマのところにメリダを連れていき、エクスカリバーを抜く。メリダは心臓を返される。

7話

過去のおとぎの世界では砂漠の中をマーリンが歩いていた。岩の上の聖杯を手にした彼は水、魔力、不老不死の命を得る。水を飲んだ彼の手元からは緑が広がる。それから何年もたったある日、彼はニムエという女性に出会う。ヴォーティガンという者に村を焼かれたニムエはマーリンに村から持ち出したミドルミストの花を「復讐」として咲かせて欲しいと頼む。マーリンはニムエと一緒に過ごす内に彼女に心を奪われていく。聖杯をくっつけ、ひとつの剣にすれば不老不死の魔法を断ち切れるというマーリンに対して、なぜ不老不死の命を捨てる必要があるのかとニムエは問う。ある晩2人はニムエの故郷オクスレイにやって来た。ヴォーティガンを殺して欲しいというニムエだが、殺しに魔法を使えば闇から逃れられなくなるとマーリンに諭される。聖杯を戻そうとした瞬間、ヴォーティガンに襲われたニムエは刺されて倒れてしまう。しかし、ヴォーティガンがマーリンに襲いかかった瞬間、ニムエがヴォーティガンの心臓を抜き取る。ニムエはマーリンに内緒でこっそり聖杯の水を飲んできたため、不老不死の体になっていた。殺しを止めるようにマーリンは諭すが、彼の言葉はニムエに届かず、ヴォーティガンを殺したニムエは初代闇王になってしまう。ニムエが闇王になった後、マーリンは弟子と一緒に魔法で剣を岩に突き刺し、ニムエを操るための短剣を作る。

現在のおとぎの世界でマーリンはエマに「剣を1つにするにはプロメテウスの炎の火花が必要で、そこでは初代の闇王と出会う必要がある」と告げる。ニムエが闇王になった場所にやって来たエマとマーリン。エマはニムエの囁きに葛藤しながらも打ち勝ち、プロメテウスの炎を手に入れる。マーリンを助け出した一行は裏口を探っていたゼリーナと取り引きをし、城に入り込む。しかし、ゼリーナとアーサーはグルであり、一行は捉えられてしまう。マーリンはエクスカリバーに結び付けられ、アーサーの命令に背けなくなってしまう。

現実世界ではエマが2つの件を繋ぎ合わせ、1つとなった新たな剣を抜く。

8話

ストーリーブルックではクリムゾンクラウンを燃やしたアーサーの元をデイヴィッドが尋ねて、ニムエについて聞いていた。しかし、森の中に逃げた彼はキリアンを襲う。キリアンが殺される瞬間にエマが現れ、彼を救う。エマは自分の行動は全てキリアンのためだと言い、姿を消す。妊娠2ヶ月にも関わらず産気づいたゼリーナ。エマが赤ん坊を狙っていると思ったレジーナ達は赤ん坊を守る。しかし、エマの本当の狙いはゼリーナ自身であった。エマの家に招かれたキリアンだが、意識を失ってしまう。目を覚ますと同じくゼリーナが囚われていた。エマはゼリーナに闇を封じ込めようとしていた。彼らは協力して脱出するが、キリアンは手がかりを求めて残る。魔法のインクを見つけた彼はエマにインクをふりかけ、彼女を動けなくさせる。そんな時、帰ったと思ったゼリーナが戻ってくる。ゼリーナはドリームキャッチャーを使い、キャメロットで何が起こったかキリアンに見せる。自らも闇王になったことを知ったキリアンはエマに激怒する。

おとぎ話の世界ではアーサーがエクスカリバーとマーリンを結びつけ、一行の身柄と引き換えにエマにプロメテウスの炎を渡すように迫っていた。しかし、プロメテウスの炎はエマ自身で発火させることが必要だった。彼女を勇気づけようとヘンリーはキリアンがエマと住む家を探していると教える。

囚われた一行を助けるべくアーサーとゼリーナの元へ向かったエマはトラップを使い、ゼリーナを木に縛り付ける。エマはスノーの首を締めるマーリンの正気を取り戻させ、キリアンはアーサーからエクスカリバーを奪う。開放された一行がダイナーで闇を葬ろうとした瞬間、キリアンの首から血が流れ中断する。エクスカリバーによって出来た傷は治せないと知ったエマは取り乱して消えてしまう。そして、彼女はキリアンを剣に結びつけて生かし、自らも闇王になるのであった。

9話

メリダの戴冠式の最中、森の魔女が乱入してくる。彼女は魔女から父のファーガス王がまだ魔法の兜の対価を払い終えておらず、払えない or 兜が戻らないならばダンブロッホの民を全員熊に帰ると告げられる。亡き父でさえ統治に魔法を使っていたことに女王としての自信をなくしたメリダはマッキントッシュらに国を譲ることも考えるが、ムーランを頼る。ムーランは父が存命の時につけてくれた剣術の師匠だった。失恋が原因でお金を目当てに流浪の生活を送っていたムーランだったが、渋々メリダの手助けをしてくれる。それと同時にアーサーとゼリーナも兜を探していた。父の形見の弓を彼らに持っていかれてしまったメリダは諦めて城に帰ってしまったが、ムーランはまだ諦めていなかった。魔女に番犬をさせられていたルビーを救い、ルビーの嗅覚でファーガス王の持ち物の行方を追わせる。ストーリーブルックに戻った後も居場所がないと感じていたルビーは魔法の豆を使って魔法の森に戻っていたのだった。兜の在処にたどり着いたメリダ達は再度アーサーとゼリーナに出会う。アーサーと話したメリダは彼が父を殺し、兜を奪ったと知る。しかし、その兜は偽物であり、メリダの父は魔法の兜を使ってはいなかった。ルビーはゼリーナに眠り粉を吹きかけ眠らせるが、メリダが兜に手を伸ばそうとした瞬間、アーサーの剣が伸びてくる。しかし、アーサーの背後ではマッキントッシュ、ディンウォール、マクガフィンが弓を構えていた。国のために王冠を差し出し、兜のために命をかけたメリダにかつてのファーガス王の面影をみた彼らはメリダの前に跪く。メリダは城に帰り、魔女の前で「意に反して人々を戦わせるべきではないから、この兜は壊す」と宣言する。魔女はメリダを称え、ファーガス王の望みは「未来を保証する魔法だった」と告げる。魔女はお祝いとして故人と会える酒を送る。ムーランとルビーは2人で旅をすることを決め、メリダはアーサーへの復讐を誓う。

10話

ストーリーブルックではキリアンとゼリーナがエマの記憶を奪う。キリアンは冷たい言葉をエマに投げかけ、エマは涙を流す。キリアンは船の上でゴールドに決戦を持ちかける。キリアンとの決戦には勝ったゴールドだが、ベルは復縁を拒む。一度はエマを突き放すヘンリーだったが、キリアンの奪った記憶を取り戻す手伝いをする。エマは記憶を取り戻し、キリアンがゴールドの血を使って黄泉の国の闇王たちを呼び寄せる。

おとぎ話の世界では闇王になったキリアンとエマが再会していた。しかし、エクスカリバーの在処を隠すエマにキリアンは失望する。エマはキリアンにエクスカリバーを預け、仲直りするが、キリアンはマーリンの心臓を握りつぶす。闇に落ちやすいキリアンを思ったエマは彼と町の全員の記憶を消し、キリアンを普通の人間として町に返す。

11話

小さい頃のフックは兄のリアムと共に父親に捨てられる。数年後、レジーナがフックに殺せと命じたのは自分を捨てた父親だった。一度は許そうとしたフックだが、新しい妻との間の子供にリアムと名付けていることが許せず殺してしまう。

キリアンの手招きでストーリーブルックにやって来た闇王たちは住民達にカロンの印をつけていく。唯一印がつかないエマは自分に闇を閉じ込めて、みんなを救おうとするが、キリアンに短剣を奪われてしまう。ゴールドはベルを町境へ送り出すが、ベルは戻ってくる。レジーナは親権を単独で持とうとするレジーナをオズへ送る。印をつけられたスノーたちが集められ、黄泉の国に送られようとした瞬間、レジーナに父親との記憶を思い出させられたキリアンはみんなを救う。キリアンの父親は瀕死の状態で「これからどんな男になるか決められる」と告げていた。闇王たちの闇を自らに取り込んだキリアンは命を落とし、エマは闇王から開放される。しかし、エマは短剣が呼んでいるとゴールドの元を訪れる。ゴールドは闇を手放したかと思いきや、フックの抱えた闇を短剣に転送していた。消えていった闇王たちの力を手に入れ、更に強力な闇王になったゴールドにエマはベルに内緒にする代わりに黄泉の国へ連れていくように命じる。

12話

エマは黄泉の国に行くまでの夢の中でニールに会う。ニールはエマに黄泉の国に行くのは危険だと忠告する。黄泉の国に行くのは何かをやり残している者だと。黄泉の国のストーリーブルックではコーラが町長、デイヴィッドの弟ジェームズが保安官をしていた。コーラはレジーナの父ヘンリーを黄泉の国よりもっと悪い場所に送ると脅し、できるだけ早く黄泉の国を出るように告げる。父の説得もあり、レジーナは黄泉の国でエマ達を助けることを選ぶが、コーラは彼を炎の中に包んでしまう。しかし、炎は消え、道が開かれる。父ヘンリーのやり残したことはレジーナを改心させることであり、それが叶った彼は成仏した。しかし、コーラのやったとこは全てハデスの指示であり、失敗した彼女は惨めな粉引き時代の娘に変えられてしまう。ゴールドは自分の店へ行き、ピーターパンに出会う。

過去のおとぎ話の世界で誕生日を迎えたレジーナはスノーの心臓を探していた。娘を思う父ヘンリーは復讐を止めるように諭すが、コーラはスノーの心臓を抜き取り、誕生日プレゼントとして送るが、それはすり替えられていた。すり替えた父に怒ったレジーナは彼を小箱の中に閉じ込めるが、コーラが彼の入った小箱を持ち去ってしまう。

13話

過去のおとぎ話の世界で子供時代のスノーはヘラクレスに出会い、戦い方を学ぶ。彼らは恋に落ちるが、分かれた後に向かったケルベロス退治に失敗し、ヘラクレスは若いまま命を落としてしまう。レジーナは盗賊を買収し、スノーから人望を奪っていた。

キリアンは同じく囚われている女性を逃がし、エマを探すように伝える。エマとレジーナは森の中でその女性と出会い、監獄にはケルベロスがいることを知る。ヘラクレスの墓を見つけたスノーは彼を頼るが、ケルベロス退治に失敗して命を落とした彼はすっかり自信をなくしていた。今回は自分がついているとスノーに説得された彼はメガラとスノーと一緒に戦い、ケルベロスを倒す。生前にも出会っていたことを思い出した二人は共にオリンポスへと成仏する。地図を探しにロビンと町長室へ向かったヘンリーはクルエラに出会う。クルエラは自分を地上に戻せばエマは人殺しでなくなると話す。エマ達が目障りなハデスは成仏した父ヘンリー、ヘラクレス、メガラの代わりにフックが選んだ3人をここに留めると告げる。

14話

酔っぱらいに絡まれたミラを助けるフックがイケメン。タイミングがタイミングだし、彼に惹かれていく気持ち分かるな。ベルだったら闇王になる前の臆病なルンペルも好きでいてくれたんじゃないかなと思った。

過去のおとぎの世界ではベルファイアが毒蛇に噛まれ瀕死に。ミラとルンペルは魔術師を頼るが、お金が無くて薬を買うことが出来ない。ミラはルンペルに魔術師を殺すように話すが、臆病な彼は魔術師を殺せず、代わりに次の子供を渡す契約を結んでしまう。失望したミラは酒場で出会ったフックに心を惹かれていく。

アンダーブルック(黄泉の国のストーリーブルック) ではゴールドがミラの元に。自分ではなく、キリアンのためなら手助けしてくれるだろうと彼女を説得する。エマに出会ったミラはニールのことを聞く。3人は船を使って彷徨える者の川を下りキリアンの元へ辿り着く。エマが吊るされるキリアンを解放している間、ミラとゴールドはベルファイアの話をする。自分の唯一の心残りはルンペルを憎むあまりベイまで置き去りにしてしまったと語るミラ。自分のことも許したベイはミラのことも許してくれると話すゴールドだったが、そこにハデスがやって来る。彼はハデスの命令でミラを川に突き落とすが、エマとキリアンにはハデスがやったと嘘をつく。帰ってきたエマはレジーナに心臓を取り出すよう頼むが上手くいかない。キリアンは拒否していたものの、ハデスはエマ、レジーナ、スノーをこの世界に留めるべく墓石に名前を掘っていた。ゴールドを呼び寄せたハデスは「次の子供を貰う」という契約はまだ未払いでベルとの子供を貰うと宣言し、ゴールドを手下にする。

15話

過去のおとぎの世界でリアムとキリアンは船の中でこき使われていた。リアムが海軍への2人分の手形を入手するものの、キリアンが賭けで負けたせいでリアムしか解放されないことに。しかし、リアムはキリアンを見捨てず船に残ることを選ぶ。ある日、船員を救うために船を乗っ取ったリアムはハデスと取り引きをし、台風の目という石を手に入れたが、船員たちは嵐の中で命を落としてしまう。リアムとキリアンは見つけられた海軍に拾われ、雇われる。

ヘンリーは森の中で魔法使いの弟子に会い、クルエラを生き返らせるのは危険だと警告される。スノーとデイヴィッドは魔法使いの屋敷の鍵がある保安官室に忍び込み、一行は本を手に入れる。ヘンリーは屋敷でペンを見つけ、破られたハデスの物語を綴ることを決意する。

キリアンは兄のリアムと再会し、リアムもエマ達を手伝う。しかし、ハデスに操られているリアムはエマを遠ざける。兄を信じ続けるキリアンだったが、リアムがハデスのページを破ったと知り、問い詰める。そこに彼のせいで死んだ船員たちがやって来る。審判のときを迎えようとしていた時、ハデスがやって来てキリアンを突き落とそうとするが、リアムは彼を庇う。キリアンの言う通り自分を許したリアムは船員と共に成仏する。ハデスはリアムが破ったページを見つけ、ゼリーナとの秘密を守ると誓う。

16話

ゼリーナとハデスが自転車を2人乗りしてデートしてるの、シュールすぎて笑っちゃう。

オズで自分を捨てたコーラを恨んでいたゼリーナは時間旅行の薬を作ろうとしていた。その材料は純真、愛、勇気、知恵。「純真」を持つ赤ん坊を手に入れた彼女はカカシの脳みそを奪い、「知恵」を奪おうとしていた。カカシが襲われようとしていた瞬間、カンザスに送ったはずのドロシーが戻り、カカシを連れていく。イラつくゼリーナがオズの住人を尋問していた所、彼女の元にハデスがやって来る。最初は相手にしていなかったが、自分と同じく兄弟を恨むハデスに共感したゼリーナは彼と手を組む。ドロシーの自転車に追跡の魔法をかけた二人はドロシーを見つけ出し、カカシの脳みそを奪う。ゼリーナを心から好きになったハデスだが、ゼリーナはハデスが復讐の機会を潰そうとしたと激怒し、決裂。

黄泉の国ではハデスが闇王ルンペルの血を使ってストーリーブルックへの扉を開けようとしていた。ハデスはゼリーナの子供と引き換えにルンペルの契約を破棄しようと持ちかける。オズに飛ばされたベルはゼリーナを信用出来ず赤ん坊を抱えて立ち去ってしまう。困り果てたゼリーナはレジーナ達のアパートを尋ねてくる。ベル、レジーナ、ロビンから赤ん坊を奪ったゼリーナだが、娘が自分のせいで怪我をし、黄泉の国では魔法も使えないと知った彼女はレジーナ達に娘を託す。ゼリーナと再会したハデスは彼女の赤ん坊を奪おうとしたのは英雄たちから守ろうとしたためであり、未だに彼女を愛してると告げる。コーラからゼリーナの誕生日を聞きだしたハデスだが、コーラを始末したと聞いたゼリーナは苦しげな表情を浮かべる。

ベルと再会したルンペルは契約のことと彼女が妊娠したことを話す。闇王に戻ったことを見抜かれたルンペルは力とベル両方を愛していると告げる。スノーとデイヴィッドはダイナーの魔女のおかげでストーリーブルックのニールに声を届けることに成功する。

ストーリーブルックでは子供を拐おうとしていたゼリーナと近くにいたベルが黄泉の国に送られてしまう。

17話

おとぎの世界ではベルがガストンとお見合いをしていた。噂とは違い好青年のガストンにベルは好印象を抱くベルは彼と散歩する。散歩中に見つけた小鬼が怪我をしているのを見て、ベルは「鏡に写して目が光ったら怪物か分かる」とガストンに鬼を倒さないよう説得する。しかし、再び鬼の元に辿り着いたベルが見たのはガストンに傷つけられた小鬼と鏡の中で目を光らせるガストンの姿だった。ベルは鬼を逃がしてやるが、結局戦争に。ベルは父の命令でガストンの婚約者になる。

黄泉の国ではルンペルとベルの元にハデスと結託したガストンがやって来る。ベルはガストンのロッカーで自分があげた本を見つけ、やり残したことは自分だと気づく。しかし、ガストンはベルの本の通りに軍隊を連れていかなかったことでルンペルに殺されたと彼女に激怒する。ハデスはベルの元にやって来て、ガストンとルンペルのどちらかがもう一方を川に落とせば赤ん坊は取り上げないと話す。短剣を操りルンペルを止めたベルだが、ルンペルを襲おうとしたガストンを川に突き落としてしまう。そこにやって来たハデスはベルが突き落としたため契約は向こうだと話す。

エマは予知夢を見る。墓石の名前を消した瞬間に怪物が現れスノーを連れていく夢だった。スノーを連れていかれないように隠れるエマだったが、レジーナの言葉で怪物と戦うことに。倒した怪物を見てみるとそこにいたのはルビーだった。

18話

おとぎの世界では旅をしていたルビーとムーランがドロシーに遭遇する。ゼリーナは愛犬のトトを奪い、魔法の靴と交換するように取り引きを持ちかける。ドロシーはカンザスで唯一自分を病院に送ろうとしなかったエムおばさんだけが家族だと話す。居場所がないという彼女に共感したルビーはドロシーに恋をする。ゼリーナの育てるケシの花畑にやってきた2人だが、ゼリーナの手下の怪物に見つかる。オオカミになったルビーは背中にドロシーを乗せ、逃げて帰る。自信のないルビーにムーランは自分のように後悔してはいけないと励ます。スノーと共にオズに帰ってきたルビーは真実の愛のキスでドロシーを目覚めさせる。ドロシーはゼリーナのせいでルビーを失うのが怖かったと彼女に心の内を告げる。

倒れたルビーが手にしていたのはドロシーの服の切れ端だった。ゼリーナは黄泉の国を出ようとしていたが、レジーナ達が彼女を問いただすと彼女はドロシーに眠りの呪いをかけていた。ゼリーナから靴を手に入れた一行はエムおばさんを探して真実の愛のキスを瓶に閉じ込めようとする。しかし、その瞬間ハデスが彼女を水にしてしまう。ルビーの恋心を見抜いたスノーは彼女のキスで呪いが解けるかもしれないと勇気づけ、オズへ向かわせる決心をさせる。

ベルはゼリーナの元に行き、子供を取り上げられない方法をたずねる。ゼリーナから受け取った道具を使い、ベルはルンペルの前で自らに眠りの魔法をかけ、彼女が眠っている間に策を練ってと言い残す。ゼリーナはハデスを頼り、彼の元へ行く。

現世と交信できる電話ボックスが撤去されたことでスノーはデイヴィッドをストーリーブルックに帰すことを決意。しかし、デイヴィッドはキリアンに頼んで墓石の名前を自分に変えてもらう。スノーはルビーと共にオズ、そしてストーリーブルックにたどり着く。

19話

過去のおとぎ話の世界では忙しい母の代わりに姉を欲しがるレジーナが誤ってコーラの魔法を使ってしまう。コーラはレジーナのためにゼリーナを連れてくる。体が治ったレジーナはゼリーナと仲良くなり、ゼリーナが家族だと気づく。しかし、コーラは2人を引き離し、記憶を消してしまう。

レジーナはゼリーナの恋を唯一阻める母のコーラを脱走させる。コーラはゼリーナにハデスを忘れさせることを提案する。コーラはゼリーナの元を訪れ、自分が次の世界に行けないのはゼリーナへの仕打ちを後悔しているからだと話す。しかし、レジーナ達の計画はレジーナにバレてしまう。コーラはいがみ合う2人を止め、仲が良かったころの記憶を戻す。コーラは全ての愛が弱さに繋がると思っていた自分の過ちを2人に謝罪する。コーラは2人がお互いを取り戻したら心残りはないと成仏する。レジーナはゼリーナならハデスを変えられると彼女を送り出す。ハデスの待つレストランに向かうゼリーナだったが、直前でゴールド&ピーターパン親子に攫われてしまう。

ジェームズとクルエラはデイヴィッドに成り代わりエマとロビンからゼリーナの娘を盗み出す。エマが殺されようとしていた瞬間、脱出したデイヴィッドとキリアンが助けに来る。喧嘩を吹きかけたジェームズはデイヴィッドに川に落とされてしまう。

20話

ルンペル親子にゼリーナを拐われたハデスはエマたちに助けを求めてくる。ルンペルは子供に関する契約書を彼に破棄させ、ピーターは彼を追う。解放されたゼリーナがハデスとキスをしたことにより、現実世界への扉が開く。ハデスは墓石の名前を消し、エマは自分の心臓をキリアンに分け与えるが、スノー達と違い身体から魂が離れて時間が経ってしまったため上手くいかない。ハデスは過去に唯一黄泉から脱出したオルフェウスと彼の妻の話を聞かせる。地下で審判を受けると脱出に必要なアンブロージャという果実を手に入れられるため、エマとキリアンは地下へ向かう。審判を無事に乗り越えた彼らだが、アンブロージャは枯れていた。キリアンは2人きりで別れを言いたかったと言い、エマだけエレベーターに乗せる。ヘンリーは町の人々のやり残したことを紙に記して彼らを導く。クルエラとヘンゼルとグレーテルの魔女はハデスの指示でヘンリー、デイヴィッド、ロビン、レジーナを閉じ込める。エマが合流し、扉を破った彼らはストーリーブルックへの扉へと向かう。ルンペルは心臓と偽り、ピーターへ彷徨える川の水を入れる。

過去の現実世界では保釈中に逃げたエマが監察官のクレオという女性と共に両親の手がかりを追っていた。調査に納得がいかない彼女は夜中に再度施設に忍び込む。セキュリティに見つかってしまった2人は町へ逃げるが、クレオはガラスを割ったせいで傷を負って亡くなってしまう。それから数年後、エマはクレオの娘のターシャを探し出し、彼女に母親のことを伝える。帰り際、エマはターシャの店で革ジャンを買う。(クレオが革ジャンを来ていた)

21話

ストーリーブルックにやって来たハデスは脱獄してきたアーサーを殺し、黄泉の国へ送る。ハデスはストーリーブルックの住人たちは信用出来ないかもしれないとゼリーナに告げ、彼女を住人たちから孤立させる。ゼリーナはレジーナとの再会を喜ぶが、ハデスは危険だと忠告するレジーナと仲違いしてしまう。キリアンを失って暴走気味のエマだったが、彼が黄泉の国から送ってくれた本でハデスの倒し方を見つける。エマはゼリーナを説得しようとしたものの上手くいかない。レジーナとロビンは彼の子供を取り戻しに行こうとするが、ハデスに見つかってしまう。レジーナを狙ったハデスだが、彼はレジーナを庇って亡くなる。戻ってきたゼリーナは「真実の愛は愛する人のために全てを投げ出す」というレジーナの言葉を聞き、ハデスを殺す。レジーナとゼリーナは亡きロビンの子にロビンと名付ける。ゴールドはハデスの遺灰の中から彼を殺したクリスタルを発見する。

黄泉の国ではキリアンとアーサーが出会う。初めはキリアンを拒むアーサーだったが、ここにいるのはやり残したことがあるからだと説得された彼はキリアンと共に冒険に旅立つ。ハデスの玉座の間に辿り着いたキリアンは玉座の下に彼が隠していたページを見つける。クルエラから本の在処を聞いた二人は彷徨える川へと向かう。魂に襲われながらも本を見つけたキリアンは新しい世界への道を見つける。壊れた黄泉の国を直すというアーサーに別れを告げ、フックは先に進む。ハデスを葬ったことでゼウスから認められたキリアンはストーリーブルックに戻ってくる。

22話

ロビンを亡くしたレジーナにゼリーナは寄り添う。エマはロビンを亡くしたレジーナを闇に落とすまいと気遣うが、仲違いしてしまう。ゴールドはハデスの水晶を使って町の魔法を紐づける。魔法でたくさんの人が傷ついたというヘンリーはヴァイオレットと共に旅に出る。ヘンリーは作者の権限でゴールドの手から魔法の水晶を奪う。GPS追跡を使いボストンに辿り着いたエマとレジーナだが、ヘンリーを見つけられない。彼らよりも先にゴールドはヘンリーのいるニューヨークにたどり着く。ニールのアパートにやって来たレジーナはロビンからの手紙を見つける。レジーナは闇と戦い続ける苦しさをエマに訴える。ヘンリーは図書館にやって来て、聖杯を見つけるが、ゴールドに気絶させられてしまう。ヘンリーからクリスタルを奪ったゴールドは魔法でベルを起こそうとするが、ベルの入った小箱をハイドの元へ飛ばしてしまう。

町の人たちを魔法の世界へ戻したスノー、デイヴィッド、ゼリーナ、キリアンは彼らも別の世界に飛ばされてしまう。彼らはハイドに捕らわれるが、ジキルに開放される。彼らはジキルにゼリーナの壊れた杖を直してもらうように頼む。しかし、彼はハイドに変わってしまい、ストーリーブルックのことを知られてしまう。

23話

ジキルはハイドに杖を奪われたが、鍵を開けてスノー達を開放する。彼は町に案内し、ここは国を出た者が集まる「語られない物語の国」だと話す。ハイドは自分に血清を打ち、ジキルと自分を切り離す。ジキルがハイドに襲われそうになったところ、キリアン達が助け、彼を連れ出す。ジキル達がNYへ帰った後、一人苛立ちを覚えるハイドの前にルンペルがやって来る。

ニューヨークのゴールドを尋ねたエマとレジーナが彼に襲われようとしていたとき、ヘンリーが全員の魔法を封じ込める。エマは自分自身を責めるヘンリーを慰め、レジーナとルンペルはドラゴンという男性を尋ねる。彼一人の力では別の世界への扉を開けないため、彼らは噴水の前で願い事をする。ヘンリーのお陰でNYの人々も願い事をし、噴水の中からスノー達が現れる。レジーナは悪い女王を自分から切り離すが、彼女は復活。一行もストーリーブルックに戻ってくるが、そこにはハイドも辿り着いていた。
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