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デアデビル シーズン1のFのレビュー・感想・評価

デアデビル シーズン1(2015年製作のドラマ)
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世界のギャング大集合!みたいな街NYヘルズ・キッチンで、悪党相手に無双するデアデビル。とにかく武術&パルクールのアクションがくっっっそかっこいいドラマ。

悪人に鉄槌を下すため、殺しはしないがボッコボコにしてやるのはオッケーか信条のダークヒーローなので、基本的に銃は使わず肉弾戦。
ひたすら拳、拳、拳!!!なシーンが続く、超絶泥臭いアクション。そこが良い。
やってやられて、またやり返して、な執拗な応酬が格闘技の試合を見てるようで、主人公の父親がボクサーだった背景が活きて
いて、たまらん。(過激めな暴力描写が多いから見ていて痛々しいけど……)

拳で制するだけでなく、悪人と対話しようとするデアデビルの姿勢がわりと丁寧にえかがれていて、全体的に派手さはないけど妙に惹きつけられる〜。要所要所の対話シーンは、テンポ感に慣れるまでは冗長さも感じる。慣れると逆にとても良い。しがめばしがむほど味の深まるスルメ。

シーズン1はコスチューム獲得が最終ミッションなので、ひたすら黒Tシャツ&タイトめの黒ジーンズ(?)で戦う姿が見れるのも良い。コスチュームよりTシャツ姿の方が肉体の動きが見えてかっこいい……

吹き替えでみたけど、口語訳としては不自然なところが多いのがちょっと残念。
(吹き替え役者さんの声と演技はとても良いのにもったいない…)

原語で見直して、(あ、そういう意図の発言からの会話の流れね…)となるシーンが結構ある。しかし原語で見ると、日本人という設定の役者の日本語が、笑っちゃうほどひどい発音なので、それはそれで見ていて気が散ってしまう…

デアデビルの昼の顔・弁護士マット・マードックと相棒のフォギー、事件をきっかけに二人の事務所に仲間入りするカレンのアットホーム感が可愛らしくて癒やされる
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