当時の自分は保育園か小学生か〜くらいでどちらかというと生徒たちと近い年齢だったはずだから当事者のような感覚で
生徒と同じように悔しがったり泣いたり
落ち込んだり喜んだりしていた記憶があるのだけど、
今は、私がこの教室にいたらどうするだろう……と客観的な視点で一歩後ろの目線で考えてしまう。むしろ、当時よりもしっかりと問題面に向き合って観ている、感じがする。
何も知らないだけで
様々な事情があったであろう学生時代…
私はこのドラマを通して実際学べて活かせていただろうか。
わかったふりして、実際は分からないことだらけだったと思う。というか忘れていたのかもしれないし考えてもいなかった気がする。自分で一杯一杯だったと思う。
改めて見返しても、記憶にあるシーンとそうでないシーンがあったりして……記憶って本当正直だなぁとも思う。
人の心や自分の心
社会のことや世界のことなんかが
あの頃よりも少し広く見れるようになった思うけど、、というかそうであってほしいのだけど……だからこそ今改めてあそこの教室に入りたいと思う。きっと若い役者たちに追いつけないのだろうな、感情とか純粋さとか。。。先生に思いっきりは向かったりむかついたり悲しんだり戯れたり考えたり……役もそうだけれど、あの場にいたら一役者として…人間本人としても考えに直接向き合える大切な環境なんだろうなぁ。環境に頼ってはいけないけれど、その瞬間に出会えるという環境そのものが素晴らしいなだと思う。
金八先生っていつの時代にみても色褪せずブッ刺さる社会を観ることができる、あまりにも強制的な他にはないパワーがあるよなぁ。子供も大人も皆考える力を持っているという凄さ。字幕付きで世界に配信するべきな気がする。
