ヴェラ～信念の女警部～　シーズン５の3の情報・感想・評価

2024.2.5 プライヤー牧場の汚水槽で見つかった遺体。 発見者はコソボ出身の従業員のミロシュと牧場主のプライアー。 プライアーの妻のカレン。息子のトビーは耳が聞こえない。 弟のロブはパブ経営。 牧場では、集まった出稼ぎ労働者の中から適当に選んだ日雇い労働者を雇っていて、この日はセルビア出身のザミールとゴランがいた。 遺体は絞殺されたあとおもりをつけて沈められていた。腕には細菌タトゥーを消した痕。 ゴランには銃の密輸の容疑が。 ザミールが銃で自殺未遂して病院に運ばれるが死亡。 ザミールは潔癖症。タクシー運転手。 行方がわからなかったゴランが埠頭にいるところを捕まえて勾留するも、エイダンのミスが原因で弁護士によって釈放。 ザミールは何者かに絞殺され自殺に偽装されていた。 被害者のタトゥーはロマ族のもので移動生活者だった。名前がジャックだと判明。 ジャックの父親ビリー。 移動生活者達の管理人フランク。 娘のシガーニーはジャックと結婚するはずだったが、前日にジャックがキャンセル。 ジャックはロブの店のベンと交際。 ジャックがいた森の中のキャンピングカーには車内にはトビーの指紋。 ジャックとトビーは友達だった。 カレンはジャックが通っていた学校で特別支援教育士だった。カレンがマンツーマンで補講。 ジャックには障害とは言えない程度の難聴。 ビリーは軽度の難聴。 妻子を亡くして息子を奪われる気持ちがわかってるとはいえ、お世話になってるとはいえそこまでできるの… 事実を知っても受け入れて変わらなかったダニーに感服。いい夫、いい父親だった。ドラマのこの立場の人って犯人になってたり妻を許せなくて暴力振るってたりしてるイメージなのに。

このエピソードはヴェラだけではない女性警察官がたくさん登場(周辺を巡回する警察官が特に)。こうやって意識的にしないと平等は果たせないよな…と再認識(開催中の女子サッカーW杯のように)。 知ってる俳優が登場したから、この人が犯人だ！と辺りをつけたけど、違った…。 被害者の性的指向が明らかになり、あれ？隠し子は？と混乱して2度視聴。

事件の関係者にそっと寄り添い 言葉すくなに問い掛けるヴェラの たたずまいに 捜査に対する姿勢と人に対しての包容力を 強く感じる今回でした