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拝啓、父上様のseapony3000のレビュー・感想・評価

拝啓、父上様(2007年製作のドラマ)
5.0
毎回泣かせにかかってくるし、こないだみた「あにき」より確かに完成度は高いけれど、泣かせない「あにき」はよかったなーとか思ったりも。それはよいとして、宮本理江子の演出は素晴らしいし、リアルタイムで見た時は辰兄の演技酷いなと思った自分をぶっ飛ばしたい。辰兄素晴らしいです。神楽坂の町を解体するのは人形町が舞台の「あにき」にも繋がり、人も建物も町も、古いものから新しいものへと時代が移り変わっていく寂しさは一貫して倉本聰なわけで…。ニノといえば「優しい時間」もまたみたい!忙しい!

黒木メイサの赤い林檎でふぞろいを思い出すけど、演出が宮本理江子(ご存知太一先生の娘)なのがまたいいなあと、みなおす度にまた言いたくなる。あと「あにき」倍賞千恵子と付き合ってたのロマンポルノの助監督だってーってなってたけど、こちら作家の奥田瑛二は元々松竹のシナリオライターから作家になったって設定だった。昔は純文学、いまはエロシーン高めの作家へと。モデルだれー。北海道出身だしやっぱし渡辺淳一?
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