ダイエットランドのmのネタバレレビュー・内容・結末

わたしはフェミニズムに賛同する反面で、フェミニズムとミサンドリーやトランスフォビアを混同する意見に違和感を覚えることも多いので、ベルが「兄弟同然の連中（男たち）」には悩みを打ち明けていないし共闘もしない「これは私たち女の闘いだから」という姿勢をとることは悲劇の一因であり、シスターフッドの誤用といえるのかもしれないと思った。でもジェニファーの否定はフェミニズム自体に異を唱えることではないし、フェミニズムに限らず思想とは開かれたものであり、フェミニスト男性を無きものとすることは排除であるということ、暴力は何も解決しないということについて、これからも考えていきたいと思う。