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のだめカンタービレのakのレビュー・感想・評価

のだめカンタービレ(2006年製作のドラマ)
2.5
・ 演出が誇張しすぎて漫画の1コマみたいになっているが、それが許させる唯一無二の作品であるような気がする。

・最後にシュトレーゼマンが学生から溢れ出る音楽を続けられる喜びを見るのが楽しいとのことを言っていたがこれがテーマだと感じた。一般的に大学の卒業と同時に多くの人は音楽と離れていくことになるだろう。一方で、才能に恵まれた人々は西欧に留学する。両者の人生は異なり道を違えていくが、音楽に向き合う楽しさは変わらないということが肯定的に描かれていた。
最終回ではRSオケにSオケの連中が混ざって演奏が開かれる。両者が演奏するこの異種であるメンバーで演奏される刹那的かつ贅沢な演奏は上記のテーマと重なるであろう素晴らしい演奏であった。
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