黄推しバナナ

クロサギの黄推しバナナのレビュー・感想・評価

クロサギ(2006年製作のドラマ)
4.0
⚠そのシーズン分けで「スコア5.0〜1.0」の得点を付けていきます。

スコア5.0→全話鑑賞=絶賛オススメ!
スコア4.0→全話鑑賞=普通オススメ!
スコア3.0→全話鑑賞=少しオススメ!
スコア2.0→途中リタイア!
スコア1.0→1話リタイア!

映画のスコア付けとは少し違います。
ご了承下さい。

【2006年4月期ドラマ】

原作 :
黒丸
夏原武(原案)
脚本 :
篠崎絵里子
演出 :
石井康晴
田中健太
出演者 :
山下智久
堀北真希
加藤浩次
市川由衣
奥貫薫
岸部シロー
哀川翔
山﨑努


原作は、
原作「クロサギ」20巻あるうちの半分までは見た記憶がある…

今作は原作が終了してないうちの映像化のためエンディングはドラマ独自のものとなっている…

冒頭、アニーションで“シロサギ”、“アカサギ”の紹介、シロサギ、アカサギだけを餌とする史上最強の詐欺師がいる…
その名は“クロサギ”…

山下智久が川沿いの芝生で上半身全裸で寝そべっている…
なんで…
BGMはフルートの演奏ぽいリラクゼーション風の作曲…
心和む系…

夜の街を歩く黒崎
高級レストランバー「圭」到着
接客中の早瀬真紀子(奥貫薫)
店の奥で歯を磨く桂木敏夫(山崎努)
次のターゲットに向けてのミーティング
黒猫と黒崎のアパート
黒崎の部屋の中
高級時計、高級アクセサリー、高級スーツの棚の数々
隠し部屋に大量の現金が入ったアタッシュケース
家族の写真だが自分の顔はマジックで黒く塗り潰されている
ターゲットのシロサギ・新川波江(杉田かおる)タクシーから降りる
すれ違う黒崎
氷柱の叔父の工場(有)松村工業
自殺をほのめかす遺書
吉川氷柱(堀北真希)が探す
上野東警察署・神志名将(哀川翔)が取り調べ
駅のホーム「STATION SHOP」黒崎5円を落とす
駅の改札口で探す吉川氷柱
ホームで電車に飛び込もうとする松村圭祐(尾美としのり)
間一髪助ける黒崎
5円を拾う黒崎
駆け寄る吉川氷柱
自暴自棄で暴れ出す松村圭祐
止めようとする人々
ホームから落ちる吉川氷柱
列車が迫る
ホームから飛び降りる黒崎
通り過ぎる列車
助かる吉川氷柱
立去る黒崎

冒頭から怒涛のキャラ紹介の映像のため物語の立ち上がりがスローテンポ

いい意味で丁寧

髪型セット、高級時計、高級アクセサリー、高級スーツの衣装チェンジカットシーンが目に付くが、山下智久のかっこよさを引か立たせる為の演出

黒崎がロン毛オチャラケキャラでコメディ要素が見え隠れする

オープニング
山下智久「抱いてセニョリータ」
スタッフロール
本編には関係ない映像

まだ日本に余裕があった時代、高級感たっぷりロケーションが目立つ

和むBGM

トレンディドラマ風


流石に16年前の作品になるため演出、脚本は現代と比べてベタ…
黒崎の風防、顔形、髪型も原作にほど近いが良くも悪くも“山下智久”の人気が作品の良さを9割を締めている。

物語の支流は、シロサギや、アカサギの裏を書き騙すサスペンス要素よりも、神志名将役に“哀川翔”を起用しているだけあって上野東警察署との攻防戦に本気度が伺える!

クロサギにおける
“光”が吉川氷柱
“闇”が黒崎に当たる
黒崎が戻ってこれないくらい深く闇落ちしないように踏み留ませる為の重要キャラなのが吉川氷柱!

その吉川氷柱役の“堀北真希”の透明度と母性のバランスの凄さたるや…

よくぞ人選したと言える
先見の眼が素晴らしい!
黄推しバナナ

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