ねりねり

1リットルの涙のねりねりのレビュー・感想・評価

1リットルの涙(2005年製作のドラマ)
4.5
嗚咽するくらい泣いた。

自分の好きなことが出来なくなり、当たり前が無くなっていく中で、不安や葛藤も増え、1人の少女が戦っていく。

両親の何も出来ない不甲斐なさも、
妹や弟のお姉ちゃんを誇りに思う気持ちも、
大切で忘れられないのも、
息子の将来を心配する気持ちも、
何より、未来が見えなくてずっと暗いあの不安も全部全部共感できて、苦しかった。


人は温かく、時に冷たい。
あぁ、世界って理不尽だなって思う。


私にはその理不尽に戦っていく勇気も気力もない。私が今、亜也ちゃんの立場だとしたら、強く生きてける自信もない。


ただ、今当たり前に過ごしてる毎日が、どれだけ素晴らしく、尊いものなのか、改めて実感した。

強く、全てに感謝して生きていきたいと思った。

人生においての視野を広げてくれる作品でした。
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