暴走族上がりの貧乏弁護士が、落ちこぼれ高校生たちを東大に合格させるという逆転劇を描いた「ドラゴン桜」の続編。
ドラマとしては決しておもしろくないわけではありませんが、これは「ドラゴン桜」ではなく別ものだな…と思いながら観てました。
前作で桜木先生の教え子だった直美ちゃんはキャラ変しすぎてて別人だし(成長して立派な弁護士になったからというのはあるとしても)、桜木先生も冒頭はキャラ崩壊してた印象。
金10枠と日曜劇場枠ではターゲット層が異なるので致し方なかったのかもしれませんが、学園買収の話とかあんなに大きくしてまで無理矢理「半沢直樹」感出さなくても良かったんじゃないかな…
「半沢直樹」(をはじめ池井戸潤さん原作ドラマ全般)の大袈裟感が苦手な私としては、こういう感じよりも前作を踏襲したポップな雰囲気で、もっと受験の方のストーリーをしっかり観せてほしかったなぁ。
ただ、東大専科の生徒たちはみんな素晴らしいお芝居で、輝いていました。
最終話で前作の特進クラスの6人が集結したのも胸熱。
しかし…声だけとは…
声で出演できただけでもすごい事なんだろうけど、明らかに不自然だから、TV業界や芸能界の悪しき慣習が見直されるといいなぁと思ったラストでした。
いろんな意味で、こんなに緊張しながら最終回観たドラマは久しぶりだったな。笑
