文句なしの名作だった
岡田准一と長瀬智也の二代主役かつ2人とも華があって声も良くてお芝居も超上手くてクドカンのキャスティングのうまさも相まって良いわねぇ〜〜〜ってなる
語り手によって知られているお話でもいかに客を惹きつけるかが語り手の腕
その部分がドラマにもドラマを作る宮藤官九郎にも会って落語の筋書きに沿って起承転結があるからオチも知っているはずなのにこれが面白くてうわーー落語だーーーってなるのが気持ちいいししかも毎話毎話面白い
話は全く理解できてなくて実際に体験することで自分流になって話は理解できなくても「落語がやりたい」小虎
話は理解できているけど「具体性がない」と言われて父から師匠から逃げて「落語が怖い」竜二
ベタだけどこの対比も良かったな。
落語に求められてる演技はわからないけれど、練習シーンの小虎と解説パートで講座をする小虎の演技がだいぶ違うと言うか惹きつけられるのも細かくてとても好き
なんで竜二が逃げた先が服屋なのかあんまり深掘りされなかったけど単に服が好きなだけなのかな?
本筋に関係ないからアレだけど
宮藤官九郎の脚本は結構毒があるところだったり容赦ないところ(夫婦漫才で夫がまた捕まったり、虎もムショに入ったり)があるのにそれでもハッピーエンドだって胸を張って言えるし人情物として持っていけるのこの人うんめえなぁ………………って
西田さんも大人計画のいつものメンバーのお芝居も本当に良かったしお話も面白いしすごく大好きなドラマに出会えて良かった
タイガータイガーありがタイガー