ロボットマン

ウォーキング・デッド シーズン11のロボットマンのレビュー・感想・評価

3.4
物語最後の舞台は市民5万人を抱える圧倒的な規模を持つ街コモンウェルス。
そんなこと微塵も感じさせない小規模感。いても500人だろう。
敵も今までに比べても小物感が強く、バカ息子はわりと良いキャラだったけどそれだけだった。

遂にファイナル、いや…やっとファイナル。
めちゃくちゃ面白かったのは最初の何シーズンかだけで、その後は結局似たような人間同士のしょうもない戦争ばかり。
怪我をしてる訳でもなく銃を持っているのに開けた場所でジリジリと追い詰められゾンビに追いつかれるモブキャラたち。走れ。
完全にゾンビが演出上の便利な道具と化してしまって退屈すぎて観るのが苦痛なドラマになっていた。それでいてストーリーもたいして面白くない。完全にキャラクター頼りのドラマに。
でもダリルはまぁ好きだけど初期の頃ほどではなく、リックやグレンはいなくなり、ニーガンで持ち直すか!?と期待したけど仲間になると弱くなるタイプのキャラクターだった。
ファイナルはジュディスを中心にジュディスの中にリックを感じたダリル、ニーガン、マギーで脇を固めて、3人が想像していたよりもジュディスが強く成長していた事を描いたようなストーリーにしてほしかった。
そしてウォーキング・デッドが終わりを迎えスピンオフ4つスタート…ゾンビかよ。勘弁してくれ。
スピンオフはちゃんとゾンビを主題にしてくれるといいな…。