もみじ

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド シーズン1のもみじのレビュー・感想・評価

3.7
ウォーキングデッドの前日譚。
本家では描かれていない、ウォーカーが蔓延し始める頃の感染拡大の経緯が描かれる。

死者が甦ることを受け入れられず、混乱と恐怖が次第に人々を侵食していく様子が丁寧に描かれていて、懐かしい感じがして怖かった!
本家だと登場人物が既にウォーカーと戦う術を持ち合わせていたから、どこか安心感というか……があったけど、こちらはまた本家とは違う怖さ!
これからまた人対人にはなっていくのだろうけど💡

感染拡大初期ということもあり、「まだ治るかもしれない」「頭を撃つなんて信じられない、ひどい!」と甘々な考えの登場人物たちなので「なんで素手なんだ、逃げてよー!」と悶々としてしまう😂💦

さ、続きいくよー!!😇



以下エピソードのネタバレ追加していきます




麻薬中毒の青年がウォーカーを目撃する所から物語が始まる。
麻薬中毒だから、家族も警察も本人ですらもあの惨状が現実だったのか定かではない。
これはじわじわ侵食する恐怖の物語の始まりとしてとても良かったように思う💡
狂気や異常性、不可思議なことに何かと理由をつけて蓋をし、「信じられない」ことにしてしまう人間の愚かさ。恐ろしい。
もみじ

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