ジャム

SHERLOCK/シャーロック シーズン4のジャムのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

シーズン1から通してのレビューです。
映画版(ロバートダウニーJr/ジュード・ロウ)のシリーズと比べると
伏線や回想の演出が所々トリッキーで、ながら観だと理解しづらかったのが無念…。
あと自分の読解力の問題なのか、海外ジョークが「肯定的なのか否定的なのか文脈が読み取れない…」もちょこちょこ。

ドラマならではのアレンジも楽しく観られましたが、宿敵モリアーティーがえらく若く貫禄不足だと思ったら姉が操っていたと言う展開だったんですね。
うーん…それにしてもシーズン1の段階ではモリアーティーはもっと貫禄のある強大な敵のキャラメイクだと嬉しかったかな?
そして真の黒幕の姉の「遊んで欲しい、寂しい」という動機の人間臭い所に落とした有りがち感がやや残念…。

ホームズ兄妹は全体的に、天才的な頭脳をもったサイコパス?ソシオパス?と言う方向で、兄はその人間性のブレが少なく好印象でした。

ホームズは主人公なので、人間味が出てくるのは愛着をもたせる演出として理解できるとして、宿敵ポジションの姉は兄のようにどこまで行っても凡人には理解できない、人間社会に馴染めない哀れで孤独なヒールで良かったかな…?
ハイレベルなことをやっていた人の子供みたいな動機を出されると一気に陳腐なことをしていると感じてガッカリしてしまうのは個人的な好みの問題なのかも😂

キャラクターの愛着も、ホームズのおちゃめで憎めない感じ、ワトソンの迷惑被りながらもホームズとの冒険にワクワクしちゃう点
どちらも映画版の方が好みでした👀

特にドラマ版はワトソンもちょこちょこダメ男な点が描かれていて、バランス的にも映画版のダメ男のホームズ&お人好しのワトソンで別れてたバランスが良かったです!
ジャム

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