私は「水どう」を10周くらいして、ナックスや本広克行の舞台も観て、うちのiPhoneで「よ」と打つと芳根京子ちゃんが一番に出てくる程度のライトなファンなので、このドラマも全肯定ではないのだけど、
一歩間違えると、パワハラまがいの描写や新人かつ女性をバカ呼ばわりすることは、キー局のドラマではもうできないかもしれないところ、
ヒゲや本広克行の悪ノリで押し切ったところに「テレビ屋」たちの気概を感じてしまう。言い過ぎだけど。
心の中や思ってることをセリフにしたうえに字幕まで出て、うるさい事このうえないのだけど、ここまでされると清々しい。
そんなやりたい放題な演出も、しっかりした原作のおかげで、部署ごとの「お仕事物語」として興味深いし、新人全員が話に絡んでくるところも好き。もちろん大泉洋の決着の仕方も。
とはいえ、今はこの作品を自分で迎えに行った層が視聴してるからいいだろうけど、全年齢層向けにはどうなんだろう。
いろんな人に見てほしいような、でも見て不快になる層も一定数いるんだろうなと思ったり。
芳根京子ちゃんと東京03のとこで泣いちゃうとか言うと、普通にひかれちゃうんだろうなぁ。
