海老シュウマイさんの映画レビュー・感想・評価

海老シュウマイ

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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

2.0

映画三作の中では一番、TVドラマ版に近いノリではあった。
ただ、映画用としてそんなライトさも徹底できず限りなく鈍重になり、一方でドラマのギミック、決めセリフがこれまでの映画としての二作の良さを薄めてし
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皇帝のいない八月(1978年製作の映画)

4.0

お話もリアリティも倫理観もめちゃくちゃなんだけど、エンタメ映画としてこれでいい感があって好き。
単に個人的にブルートレインとポリティカルサスペンスが好きなだけではある。

とはいえ、狂った渡瀬恒彦の眼
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

1.0

この監督の作品は言うほど観てないけども、いつもイイ話に着地してるように見えて、登場人物にも、その結末にもビタイチ納得がいかない。
脚本が本人じゃない場合でも、大体の登場人物(特に男性)に嫌悪感を持てて
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望み(2020年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

何この二択。
普通に被害者/生きてる、加害者/死んでる、そもそも事件に関係ない、まであるのに。

なんかミスリードか知らんけどちっまい小刀出して、劇中の登場人物が悩んでるのを見せられても、カレー味のウ
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幕が上がる(2015年製作の映画)

3.0

苦手な舞台演劇のお話ではあるけれど、メインの視点が脚本や演出側の百田夏菜子だったことは救いだった。

そして、百田夏菜子が居場所を見つけていく話はやっぱり胸熱だし、ラスト、幕が上がるシーンはグッと来た
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誰も守ってくれない(2008年製作の映画)

1.0

この映画、掲示板に書き込む時にブリッ、ブリッってフロッピーディスクの書き込み音みたいのが流れてきて、ワープロ専用機の時代?っていう作り手の浅さが見えてしまうのだけど、

何が一番問題かって、志田未来な
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犬部!(2021年製作の映画)

1.0

私はこの医師に誘拐され、眠らされている間にパイプカット手術をされました。望まぬ妊娠を減らすためだそうです。望むか望まぬかは他人が決めることでしょうか。

私の子どもを持ちたい、家族を持ちたいという夢は
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無慈悲な光(2021年製作の映画)

2.0

櫻坂あたりの楽曲名っぽいなと思って観てしまった。

舞台演劇チックな演出とノリがきつかったし、人間の原罪がどうこうなんて話をこんなに真正面から扱うのは、今どき舞台でしか通用しないんじゃないかな。
せめ
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サムライフ(2014年製作の映画)

1.0

教育の話じゃないのは置いておくとして、とすると、田舎の零細企業のガハハ社長の自慢話を聞いてるだけになり、面白くなる要素がない気が。

出資者?支援者?の説明会で、具体的、現実的な指摘があったとき、「と
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覚悟はいいかそこの女子。(2018年製作の映画)

4.0

バカでいいじゃない、中川大志だもの。
愛すべきバカは気持ちがいい。

バカとして許されない一線は越えてない(と思う)し、ちゃんと気持ちを伝えるというメッセージも悪くないし、フード理論的なとこも悪くなか
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チェリーボーイズ(2018年製作の映画)

3.0

チェリーボーイズ東京支部長のワタクシとしては、ワクワクしながら本作を拝見いたしましたが、これは我々の物語ではございませんね。

端的には、犯罪をする勇気があればとっくに卒業してるってのもあるし、仲間内
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さがす(2022年製作の映画)

2.0

岬の兄妹も含め、作り手には「社会」への知見も興味もないかと思うので、作品にも惹かれるところはないのだけど、逆に「考えさせる風」にはならないメリットもあるのかと思ったり思わなかったり。

弱者の扱いが酷
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

2.0

原作好きだった気がしたけど、こんなだっけか。
自分のトラウマやらコンプレックスを解消するのにそれでいいのか、ヤクザとJK。

上司のパワハラに悩んでるんです、ジャジャーン!退職届ー!!みたいな。本当の
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左様なら今晩は(2022年製作の映画)

4.0

これは完全に、個人的に久保ちゃんが好きなので。映画が良いか悪いかはよくわかりません。

でも、監督の「正しいバスの見分け方」も好きなので、たぶん高橋名月監督も好きです。そして、男女を問わず、広島弁が好
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リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

5.0

当時、斬新?衝撃?だった、
お話のスタートですでに事件が起きている、からの長回しなど、その後のフォロワー達には影響を与えているんだろうけど、ここまでのものはそんなにできてない気が。これぐらいのが数年に
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鈴木さん(2020年製作の映画)

3.0

やりたいこともわかるし、おそらく主張にもほぼ同意できそうだけど、いろんな要素がとっ散らかってたというか、思ってたのと違ったというか。

面白そうだった「45歳で未婚だと〜」が途中から関係なくなるし、同
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半径1メートルの君(2021年製作の映画)

1.0

各話、始まった途端、ひたすらその状況を説明しだして、最後までバーってしゃべってドヤ顔されても。

映像で見せろ、ではなくて、そもそも説明しなくていいでしょ、病院らしき所のベッドに寝てればケガか病気なわ
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夜の上海(2007年製作の映画)

4.0

言語の異なる者同士がつながり、同じはずの者たちはすれ違うというテーマは興味深いし、ヴィッキー・チャオもめちゃくちゃ可愛かったし、ラストの締め方も好き。

ただ、やっぱりあのクライマックスの口紅シーンは
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

2.0

完全に酷評レビューを楽しむためだけに観る、という悪趣味なのだけど、観たあとのこれからが楽しみでしょうがない。

自分は面白いことを書ける自信がないのですが、

とりあえず尺を短くしたほうがいいんじゃな
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

2.0

北村匠海の成長物語としては真っ当で好きだし、DJもとんかつもという複業スタイルは今どきで興味深かったのだけど、

原作からの抜き出しがうまくないのか、メンター役が伊勢谷友介、父親と渋滞気味なところに横
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

5.0

青春映画好きとして、一度は総括しておかねばと、三作連続で観直すことに。

上の句は数十回観てる気がする。熱が欲しいなと思ったときに。

今さら私がありきたりな絶賛の感想を書いてもしょうがないのだけど、
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雨に叫べば(2021年製作の映画)

5.0

「ハケンアニメ」と似たプロットなのになぜここまで感想が異なってくるのか(つまりお話はそれだけありきたりってことなのに)。

吉岡里帆と松本まりか、言ってることやってることは同じなのに、なぜ後者は愛せる
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僕らの方程式(2008年製作の映画)

3.0

「大人は子供をラベリングして安心するな」という導入部は期待が高まったのだけど、
結局、そのラベリングのテーマも学生同士のヲタクvsヤンキーみたいなところで語られるから、せっかくのダイナミズムがフニャっ
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太陽の坐る場所(2014年製作の映画)

1.0

要するに1軍と1.5軍の入れ替わりで転落だの、光と影だのやってる話。
そんなの落差がなくて面白くなるわけがないじゃん。でも、その機微がいいでしょ〜ってやつ。

地方の局アナなんて結構な成功者だと思うの
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ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~(2020年製作の映画)

2.0

昔、魔女裁判では、被告人の手足を縛って水に投げ入れて、沈めば人間、浮いてきたら魔女め!だったらしく、呼吸しようと浮いてきたら有罪として火あぶりで処刑、何もしなければ沈んで溺死、
ぐらい不条理だった気が
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でーれーガールズ(2015年製作の映画)

3.0

この監督、原作の座組は苦手意識が先行するけども、

青春期の青さや痛さは当然、男子だけのものではないし、妄想具合なんか最高だった。
ただヤりたいしか描かれない男子高校生像には辟易とするし(自分はそれし
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.0

クリスマスイブに山田杏奈ちゃん!
=ε=(۶`∀´)۶ ヒャッハー!!

まぁなんていうか…
神も仏もないわな…

2時間前の自分にボーガン撃って眠らせてやりたい。

グロ描写はそのジャンルのファン向
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恋は光(2022年製作の映画)

3.0

常に「付き合う」とは何を意味するのか?一夫一婦制は何のためにあるのか?などと無意味なことを考えている自分にとって、序盤、あぁこれは俺の物語なのだと心が溶けていく思いだったのだけれど、

途中から、表面
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

「チェンジリング」を「哀愁しんでれら」風に味付けした感じ?
どれも好みじゃないけど。

登場人物の物語内での行動が、観客の予測の100歩後を行く感じでまどろっこしい。自分の家族のことならまず戸籍とれ。
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MIRACLE デビクロくんの恋と魔法(2014年製作の映画)

2.0

私が中学生の頃、英語塾を開いていたキリスト教の教会に通っていて、予習、復習も全くせず、暗唱聖句もカンニングで乗り切り、ひたすらそのクラスの一人の女の子に恋焦がれていた私からすると、クリスマスと「奇跡」>>続きを読む

モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

2.0

めるるのふとももドゥフドゥフwwしてたら終わったので話はよくわかんなかったけど、

「女子=守られるもの」を乗り越えようとした形跡はあった気がする。

ただ、原作ダイジェスト感と、新キャラ登場で話
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となり町戦争(2006年製作の映画)

3.0

戦争の悲惨さ、不条理さの描写として、戦場の血みどろなシーンを入れるだけが正解ではないし、逆にそんなシーンを一切入れない本作では、教科書的にせよ、効果的だったと思う。

自分達の実感のないところで「戦争
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最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

12月14日ということで。
ただ、本作は、
討ち入りの前日に逃亡し、武士をやめて臆病者と罵られ、それでも生きる男のお話。

絶対オススメしないし、絶対イイ話になんてしたくないのだけど、こんな話で…と思
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銀色のシーズン(2007年製作の映画)

4.0

決してオススメはしないけど、この季節に見返したくなるやつ。

この、人生の雨宿り系のお話はどうやっても好きだし、全体のバランスも絶妙だったと思う。

瑛太たち3人はハチャメチャで「悪」なようで、実は当
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

3.0

原作、コミック未読。
剛力彩芽と⭐︎Takuの音楽が最高な、原作ファンには放火されそうなドラマ版が好きすぎる身からすると、映画版は手堅くまとめた印象。

祖母エピソードをメインにするのは映画的だったし
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

1.0

真面目に観てると損するやつ。
誰も悪人が出てこない、と何かで読んだけど(原作者の意図もそれに近いらしい)、普通に警察も無能で全員悪人。

「弱者」を知る清原果耶が母子を追い込む側になるとか、キャラクタ
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