ナオ

百獣戦隊ガオレンジャーのナオのレビュー・感想・評価

百獣戦隊ガオレンジャー(2001年製作のドラマ)
5.0
全話完走。子供の頃一番好きだった戦隊だったが内容をほとんど覚えていなかったので鑑賞。面白かった。王道なストーリーだった。

驚いたのが新しいパワーアニマル登場のテンポの良さ。次から次へと新しい仲間が増えていく。
5話でガオエレファント、10話でもう2体目の精霊王ガオマッスルが登場する。こんなに早く出てくるとは思っていなかった。

スーツや名乗りの好きだが、一番の魅力は何と言ってもパワーアニマル。
スーパー戦隊の中でもデザインはずば抜けてかっこいい。神秘的な魅力を感じる一番好きな合体ロボだ。

パワーアニマルは従来の巨大になった怪物に対抗するだけ合体ロボではない。アニマル、すなわち動物なので生きており、意思もある。表現はおかしいかもしれないがペットの様な存在に近く感じた。
合体ロボ的な存在のパワーアニマルも立派なガオレンジャーの仲間なのである。

ストーリーがパワーアニマルを主軸に進んでいくのが面白かったし他の戦隊と大きく異なる。

ロボではなく動物のため、疲れたら合体は出来ないし、怪我も当然する。ガオレンジャー達が危ないときはパワーアニマル自身が自らの意思で助けに来てくれ、合体もする。そんな仲間は頼もしい。そして愛おしいし可愛いくも感じる。

特に印象に残っている話はGフォンが壊れる回。変身アイテムが本当に壊れるシーンを初めて観たかも。凄く観てて新鮮だったし、ガオディアスの癒しの力は最強。
そしてガオキング達が猛獣使いオルグに操られる回。動物ならではの話で観てて面白かった。

最終話まで色名で呼びあっていたので初めて名前で観ててグッとくるものがあった。
たとえガオアクセス出来なくても6人はガオレンジャーなのである。

テトムとの別れは観てて辛いものを感じた。最後にみんなで弁当を食べていたがそこは深く考えないようにしよう。
ナオ

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