クロエ

ブラックリスト シーズン6のクロエのネタバレレビュー・内容・結末

ブラックリスト シーズン6(2019年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

2023/03/28
Netflix にて。

姉妹VSレディントン回。

前シーズンで本物のレイモンドは既に死んでいたことが判明し、では今のレイモンドは誰なのか?レイモンドになったのは何故か?怒りとともにその謎を解こうとする姉妹。

そして、リズの策略によってレイモンドは捕まる。
刑務所でも裁判でも大変で、最終的に死刑が決定され執行目前までいく。今までのシーズンの中で一番レイモンドに余裕がなく危機が迫った回だった。ただし、そんな危機の中でも相変わらずのらりくらりとした様子も見れた。

妹は真相に迫ってきた際にひどい目にあって途中で脱落。それでもリズは真相を追い続ける。
その中でリズはずっとレイモンドに忠実だったデンベにも嘘をつかせ、2人の間に溝を生ませた。

全体的にリズの真相を知りたい欲求が強すぎるがゆえの傲慢な発言や行動が多めでちょっと辛かった。

レイモンドの方は自分を嵌めた人物を炙り出そうとし、その間リズは嘘を付き続ける。この嘘は次シーズンまで持ち越すかと思ったら、意外と早くリズからネタばらし。

今のレイモンドになる前は誰だったのか?という謎は、リズの祖父から「イリヤ」であると打ち明けられる。そして、本物のレイモンド(海軍士官)、カタリーナ(母・スパイ)、イリヤ(カタリーナの幼なじみ・現在のレイモンド)という3者の関係とレイモンドになりすますことになったストーリーが語られる。

ただし、後にレイモンドがリズの祖父に話した内容を一言一句教えるよう要求していたので、リズが信じたストーリーはフェイクの可能性がありそう。

一方で、事件で受けた後遺症の伏線が張られていたサマルは遂に退職を決意。アラムもサマルを支えていこうとし、2人仲良くやっていくのかと思ったら、それが許されない立場だったサマル。組織に始末されることから逃れるため、最終的に決別して永遠に身を潜めることになった。

レイモンドから離れたデンベとも、もう二度と会えないのかと思っていたら、めちゃくちゃいいところで再登場。信頼できる男。

今のレイモンドが誰で、何故レイモンドになったかは判明したが、今もなおレイモンドで居続ける理由は何故か?という謎が残り続ける。

シーズン最後は、レイモンドがパリへ死んだはずのカタリーナに極秘で会いに行き、注射を刺されて生死不明なところで終了。次シーズンもレイモンドに危機が迫る回になりそう。
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