このレビューはネタバレを含みます
考えられる最悪の結末になっちゃったってかんじだけど、ブレイキング・バッドというタイトルにふさわしい流れ。
クライマックスの緊迫感と相まって、メインキャラの演技が神がかって見える。特にウォルターがスカイラーに「自分のためにやった」と独白するシーンは圧巻だった。
ウォルターは犯罪に手を染めてしまったが、それが彼が死ぬ前に能力を発揮し生を実感できる道だったのだろう。
物語としてはバッドエンドだけど、ウォルターにとってはある意味幸せな最期だったんだと思う。
この鑑賞後のモヤモヤ感も味わい深い…。