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グッド・オーメンズ シーズン2のpotatoskyのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

6話がてんこ盛りすぎて頭が真っ白。
シーズン3制作をただただ待ちたい。
以下、書けたら感想を随時書きたい。(恐らく客観的には書けない)

(完走翌日の追記)
寝ても覚めても二人のことを考えてしまう。
ニーナ&マギーに話し合いが足りない!と言われていたクロウリー。
逆に、深い部分を今まで話し合わなかったから一緒にいられたんじゃないか?とも思ってしまって、クロウリーが決心して話し合おうとした矢先に離れ離れになってしまったことが辛すぎる。
クロウリーは天使とか悪魔とか、天国とか地獄とかどうでもよくて、ただアジラフェルと居られればそれで良かったのに対して、アジラフェルはやっぱり天使としての本質(クロウリーには天使に戻って欲しい、とかそういう「正しさ」を求めているところ)からは切り離すことができなくて、この点はずっと二人の違いとして存在してきたんだろうな、と思った。
ガブリエル&ベルゼブブやニーナ&マギー幸せな/幸せなれるかもしれないカップルを描いておいて、メインの二人はこの結末…というのも更に辛さに拍車かける。
エンドクレジットの、サングラスで表情がよくわからないクロウリーと、何とか笑顔を作ろうとしているアジラフェルの対比が…もう…

(追記、やっと感想)
とりあえず傷を癒そうと、幸せだったS1をもう一周。S2とのラストの温度差で風邪を引きそう。ナイチンゲール!
S1の、雨から守ってあげたり、食事という人間の営みを謳歌してみたり、アジラフェルらしいな〜と微笑ましく思っていた行動のきっかけが、実は昔クロウリーによってもたらされたものだと知って、衝撃的だった。1話からずっとそんな調子。
思えば、ずっとクロウリーはアジラフェルのことを好ましく隣で眺めていたのだろうな。

反面、アジラフェルを消そうとしていたガブリエルことは物事が収まった後でも許していなかった。アジラフェルもクロウリーも、天使/悪魔としては変わり者なのだろうけど、より人間臭いのはアジラフェルの方だと思ってきたのが、S2では印象が逆転した。アジラフェルはどこまでも天使であり、クロウリーは天使であったことを完全には消せないまま、人間的な、矛盾を抱えたようなキャラクターとなっているんだな、と。

ちなみに、個人的には彼らの一緒に居たい、という感情は、所謂恋愛や性愛的な感情ではないと思っている。
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