ENMA

オレンジ・イズ・ニュー・ブラック シーズン5のENMAのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

プッセイの死から始まる暴動を描くたった3日間のお話。体感はそれより遥かに長いんだけど( 笑 )

このシリーズは減速を知らない。どんどん面白くなる。そしてどんどん事態は悪化する一方。テイスティは憤りをプッセイを殺した看守に向けていたけど、本当はそれを許したピスカテラのせいであり、そもそも経歴をしっかり洗わずピスカテラを雇っていたMCCのせいでもあるのだ。囚人の見えないところにある諸悪の根源が観る側には明確なのが残酷。そんな状態で例え3日間あろうと怒りの矛先を変えるのは難しいし、要求を通しMCCを倒すのは無駄なのだ。つまり彼女らの刑期が伸びるだけ。その無力さが垣間見えたのはピスカテラを看守?が誤って殺したところだろう。武器の使い方も分からない部隊が起用され、囚人に向けることができてしまう現実。プッセイの死の原因となんら変わらない。囚人達の行動もクソなものばっかりだったけど、大概囚人を捕まえる側の人間もクソしかいない世界でため息が出てしまう。ああ脚本上手!!

笑いポイントといえばあの囚人のモノマネしてたラテン系の人!ローナもニッキーも似すぎ😂
幸せポイントはパイパーの唐突なプロポーズ!確かにパイパーが頼る側に見えるけど意外とアレックスを引っ張る側だな( 笑 )どうせ幸せなターンがきたら必ず不幸せなターンが来るので観たくない…

ラスト2シーズン。終わるな😭
ENMA

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