「go over time & space」
とりあえず完走。ありがとうございました。
本作はカクレンジャーに次ぐ2作目の地上波特撮鑑賞ともあり気合満点で観たが前半後半で思う節があったのでつらつらと書かせていただきます。
【前半】
面白い話はあったものの、そもそも大前提として物語の大筋が1mmも進まない1話完結ドラマを永遠と観させられている感じが耐えられなかった。タイムレンジャー内の人間関係がうまく描かれているかつ面白かったのがタツヤ&アヤセのコンビのみという残念さ。本当に苦痛だった。アヤセのレーサーの回、ドモンのそばの回は最高。
【後半】
タイムファイヤーがえぐすぎる。登場シーン、変身シーン、BGM、フォルム、全てがカッコいい。中身のナオトが捻くれてるっていう設定もめちゃくちゃ良い。話の深みもましてロンダーズの仲違いやタツヤ&ユウリ、ドモン&カメラマンネキの恋愛模様などもうどれもこれも傑作ばかりの上、あのラスト。流石小林靖子クオリティというべきか。
【総括】
戦隊物の基盤をぶち壊すような着眼点は素晴らしく時間を上手く絡めた脚本はクオリティが非常に高いのだが、やはり序盤の面白くなさ加減とロボットのくだりが劇的にくだらないのがマイナス評価だった。
