いずれも今回は本能的というか
直情的な話だったかなぁという気がする.
このシリーズが素晴らしいのは、
テクノロジーに対峙した人間に対する、
少し意地悪な目線、皮肉や達観みたいなものだと思っている.
BBCだからイギリス人的、ヨーロッパ的なんだろうか.スノッブというのかな?
世にも奇妙な物語っぽいんだけど、流行りの映画のオマージュみたいのはなくて、“コイツは本気の目をしている(狂気)”って感じがするところがよいのだ.(何言ってんだ)
そう考えると今回は
Hollywoodライクというのか、
このシリーズにしては
素直なフォーマットに寄った印象.
もっと鋭くて拗らせたやつが見たいぜ👻👻💩👽
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そういう意味では、1つ選ぶとしたらsmithereen(待つ男)かな?
でもこれもお話としては割とシンプルに人間臭いし、
「国よりシリコンバレー(巨大企業)がパワーを持ってる」という描写は面白いけど、
それはもうSFとしての未来っていうより今そこにある事実じゃんって感じ.
もっと言うと、ファウンダーは凄い特権持った神かもしれんけど、
統治するための王様ではなくて、そこまではやってくれないし、出来ない、という展開もかすめた気がしたけど、結局そういう話にはならなかった.
色々と面白そうな転び方がありそうな話な分、やや不完全燃焼な終わり方だと感じた.
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Miley Cyllus結構良かったです.こういうポップアイコン背負ってる人ってめちゃくちゃ葛藤と闘ってそうだなと思う.好き嫌いはともかく凄いなとは思う.
そしてこの話はアンガーリーさん回かとおもったら、Madison Davenportが実はめっちゃヨカッタ.
Marc Menchacaはもはや私の中でかなり手堅い.ハズレない.
話は殆どドラえもんと言っていいでしょう.
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Striking Vipersは、、、これは結局折り合いついたのか?よく分からない.
Anthony Mackieて“なんかうだうだズルズルやってそう”感が凄くて、これもそういう雰囲気.
童心とはって感じだけど、シーズン3のサンジュニペロの焼き直しぽさも少し感じてしまった.それにAnthony感が乗っかってる.
どちらがどうというもんでもないけど、
サンジュニペロの方が、性別、年齢、老いること、生きること、死ぬこと、みたいな“全てを包括して描いてる感じ”がしたので、あちらをまずは観た方がいいと思う.
(しかもそれを包み込むのは実はテクノロジーという不気味さがきちんと添えてある)
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それはそうとまた並びを弄ってんのかな、Netflix.ここに出てるのと並びが違う.