BrBaと合わせると総計125話くらい？でしょうか。ヴィンス・ギリガンは物凄い作品を世に残してくれましたね。。こんなにも感情揺さぶられて、心を抉られ、虜にさせられたドラマ、初めてです。。
予想外が続くハラハラした目まぐるしい展開と、人間の弱さ・セコさ・憎めなさを捉えた繊細な心理描写。愛と憎悪、罪と罰の狭間で葛藤を感じながら生きる人間どうしの関わり合いは、どこか身に覚えがあるし、感情移入せざるを得ないし、登場人物たちが追い求める野望とそれを手に入れられない歯痒さが、妙に病みつきになって私の心を動かし続けていて。
正直アルバカーキサーガと出会って、今まで面白いと思って見てきた他のドラマ作品たちが霞んでしまうほどです。BrBaのようなエンタメ性や派手さはなかったけど、秀逸な会話劇と人間模様で人生観、倫理観を大きくを問うてくる作品だったかと思います。
ジミーとキムの関係性は本当に素敵だったし、お互いに対する愛情と思いやりを最後まで感じた。だがそれでも、キムの放った「I love you, but so what？」は忘れられなくて、、愛をも凌駕する人間同士の悪い化学反応の究極形を見た気がします。
キムもキャラとしてほんとに素晴らしく、、聡明で努力家で、どんなことがあっても自分の正義を貫こうとする彼女の強さが本当に憧れです。
あとナチョとマイクの関係性も好きすぎて、、ほんとに良い親子関係になってたよな、言葉少なげな2人だったけど確かにあそこには心を許せる信頼関係があって。完全な悪には陥りたくない、2人の善良さや美学が垣間見れて最高でした。。E3の衝撃は忘れられません…
脚本、演出、俳優陣の迫真の演技、どれをとってもほんとに素晴らしくて、、この作品に携わることができた方々が心底羨ましい。
多分これから何回もBrBaとBCS見返すと思いますが、、今は興奮後の放心状態で少し寂しい気持ちです。でも本当に最高の締めくくりでした。製作陣・キャストに心から感謝を述べたいです。
