観終わって、余韻と涙がポロポロ止まらない。
ヴィンス・ギリガン、ほんっと天才。
『ブレイキング・バッド』のスピンオフ、前日譚として始まった『ベターコールソウル』だったけど、同じくらい素晴らしいドラマだった。全く期待を裏切らないクオリティだったし、期待を超えてた。
前日譚でもありながら、その後にもなる様々な展開に心躍らされ、振り回され、やっぱり大好きと思わされて、心地良かった。『ブレイキング・バッド』『エルカミーノ』『ベターコールソウル』は必ずセットで観て欲しい。まあ、観ずにはいられないと思うけど。
エピソードタイトルもそれぞれ感慨深くてグッと来るし、カメラワークや音楽、全てが毎回嫌味なくオシャレなのも素晴らしい。これぞ！！って感覚が、ただのファンなのに誇らしささえ感じる。小道具やセットもたまらなかった。そのセンスは格段にブレイキング・バッドの時より上がってた。
人生、落ちる事は容易くて、上手く行ってると思い込んでいる時ほど足元をすくわれたら真っ逆さま。大切な物を見失ってはいけないし、人を陥れるなんて以ての外。復讐から良い事は何も生まれないね。良い事も、悪い事も全て繋がって人生なんだと、ずしんと心に響いた。ドラマというよりは一人の人の人生を細部まで見てる感じ。スピンオフという事もあり、その点はブレイキング・バッドよりも深い気がする。
数々のタバコのシーンが心に残る。壮大な大人のラブロマンスだったような気もしてます。
後半はたくさんのサプライズがあったけど、サプライズだけに留まらず、数々の伏線やその回収、実はあの時…な展開に、時間が経てば経つほど胸が高鳴る。
ジェームズ・マッギル…
ずるくてずるくてずるくて、
優しくて切ない、愛すべき男だった。
そして、キム。好きです。
賢くてかっこいいキム、本当に好き！
そして、マイク。もう崇拝してる。
とにかく最高のドラマでした！！
ありがとう😭💖💖💖
あーあ、また『ベターコールソウル』を最初から観るか。『ブレイキング・バッド』から観るか。一生このループな気がする。笑
ここからネタバレ⚠️⚠️⚠️
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ラストの15分くらいはポロポロ泣きっぱなしだった。てっきりキムを助けに、いつもの悪あがきをして、最悪の展開になるのではと思ったけど、全てを捨てて自分の罪をさらけ出したキム同様に、ジミーが自分の一番の許せなかった罪をさらけ出す姿を見せたかったんだなぁ。二人で悪ノリして落ちる事も容易いけど、見習って前を向いて歩いて行ける姿を見せた事が、キムにとって一番誇らしい事だったのかもしれない。二人が法廷で見つめ合う短いシーンは号泣した。
せっかく懲役7年を勝ち取ったのに、あっさり捨てて86年を選ぶジミーが本当に好き。散々、色々利用して来たけど、愛する人の為に投げ出せるのがジミーなんだよね😭✨その愛情深さはほんっとに魅力的だし、ウォルターとの対比にもなってるのかな。
最後にジミーに小さな灯りを灯してくれたのもキムだった。少し震えてるようにも見えた。
ソウルを脱ぎ捨てて、ジミーに戻った彼が、どうか幸せでありますように😭💖💖
今回改めて思ったけど、ウォルターって本当に性格悪いよね。笑 (好きだけども笑)
