面白かった…けど、これは実話に基づいた話。凄まじすぎて面白かったなんて言葉を使っていいのかとまどってしまう。
麻薬を取り巻く世界の恐ろしさ。アメリカとコロンビアの関係も今まで知らなかったけどドラマの中で説明してくれるのわかりやすかった。あとはちょっとググったりして。
麻薬組織を敵に回したらおしまいなのに脅しに屈せず立ち向かう人たち。すごいとしか言いようがない。あの法務大臣、狙われるのわかってるのになぜ防弾チョッキ着なかったんだ。警備自体も甘すぎだよね…。新たな大統領も密売人をアメリカに引き渡すか否かの決断を迫られる中、組織から命を狙われ…。
恐怖による支配とはまさにこういうことなんだろうな。増え続ける犠牲者に政府も組織の要求を飲むしかなく、かと言ってアメリカにも介入してもらいたくない。がんじがらめ…。
麻薬王パブロ・エスコバル、貧困層のために家を建てたりするなどして一部からは英雄視されているらしい。そんなエスコバルを追うDEAの捜査官マーフィーとペーニャ(お二人も実在の人物らしい)そしてコロンビア軍大佐カリージョがめちゃかっこよかった！あと副大臣、無事でよかったよ…。
