このレビューはネタバレを含みます
ストーリーもテンポ感も楽しくて面白すぎる。出てくる全員を愛せる!
ただし、平成初期の価値観を許せる人だけが楽しめるので注意😉
いろんな家族の形があって、それぞれみんながお似合いなのがステキ。お受験を通して最終的には各家族の愛が深まって本当によかった。
画面ににゅっと出てくる情報通のおばさん、切り替わりと同時に前のめりになる夫婦、逆光の競歩、印象的な画もたくさん。心掴まれました。
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2回目みました。
ケイヨウ面接でなぜ受かったのか初見では納得しきれなかったけど、
受かりたい一心で取り繕ってくる家族ばかりの中で、愛されて育つのびのびした子と、子のことを本気で考えている両親のありのままの姿が面接官に好印象だったのかな。
3人の心が面接の時にようやくひとつにまとまって、家族の愛が伝わったのね!
自分の子どもが生まれてからみると泣いてしまった。つばさくん、おめでとう。
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1話目
皆の前で謝らされて胸くそかと思ったらつばさくんの「ぼくくやしい」で救われた。あの言葉がなかったらここまで引き込まれなかったかも。
2話
学閥で同期に先をこされた男と、結婚しそびれたおひとり様の女の情けなさがリンク
最終話
わかば「覚悟を決めたの」。
息子の将来を考えに考え、お受験に必死になって、その結果たどり着いたのは、3人が「家族」でいることが何よりの幸せだという原点。
この先、将来がどうなろうとも、3人いれば大丈夫。
一見、受験に落ちた時に備えて気持ちを作ってるみたいだけど、お受験を通してこの気持ちが確認できたのは家族にとっての成果。
この先、ほかの壁にあたって同じように揉めても、同じように乗り越えてゆくんだろうな。
良いね、家族。