仕事が忙しい時期で、ラジオ聴きながら残業してたとき、たまたまエリザベス女王が体調不良で公務を休んだみたいなニュースを聴いて、あ〜そういえばあの人もう90歳とかだよな〜とか思ってたら、次の日には亡くなってた。
ミーハー(?)で見始めたけど、めちゃくちゃおもしろい。
2話、ジョージ6世が亡くなって悲しみの中、でもなんだか忙しない感じで宮殿に戻ってきたエリザベス女王に対して、長い長い廊下の向こうのほうから姿を表して、敬意のお辞儀をするメアリー(?)おばあちゃんの姿が迫力ありすぎて、震えた（笑）そこでめちゃくちゃおもしろいな、と思った。すでに女王として接しているその姿がなんだか。。圧倒された。
5話、戴冠式。戴冠式自体が神々しくて、人間ではない感を感じたし、フランスで私は愛を取ったんだと言って談笑してた叔父さんが、最後泣きながらバグパイプを吹いているシーンも震えた。。
7話、まともな勉強をしてこなかったエリザベス女王が、チャーチルみたいな弁のたつ人物を叱るシーン。あの教授のお茶目さもよかったし、エリザベス女王の言う、信頼、敬意、という言葉でチャーチルを叱るシーンがとってもかっこよくて、凛とした姿がとてもよかった。。ひとつの人間関係(?)をじっくり見せてもらったし、すべてのことを成し遂げてきた晩年の大物首相と、若くてまだ何も知らない女王という感じもおもしろかった。
9話のチャーチル自画像から退任までの話も、10話のマーガレットの恋愛も、8話くらいのお母さんの苦悩も、それぞれドラマがあって感情が伝わってきて、ほんとに引き込まれたし、なんか圧倒された。。
ドラマがありすぎる人生でドラマフィクションといえど、あったことはあったことで本物の人たちに思いを馳せるところまで込みでおもしろいし、演技も相まって圧倒されるし、震えるほど感動したり心に届くシーンが多い。
おもしろすぎる。
