真昼の幽霊

ザ・クラウン シーズン6の真昼の幽霊のレビュー・感想・評価

ザ・クラウン シーズン6(2023年製作のドラマ)
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英国王室のこともエリザベス女王のこともほとんど知らなかったが(だからこそ?)面白かった。批判がいろいろあるのはまあ仕方がない。実在の人物を描くんだから、どうしてもそこには想像とか「こうしたほうが面白くなる」という判断の必要がつきまとう。そしてそれを批判する権利がある人たちがいるのもわかる。

自分としては「王室であろうが庶民であろうが『家族』とか『責任』とかって大変でめんどくさい」という話だとざっくり受け取った。ある程度生きてれば、みんな「ザ・クラウン」の劇伴がバックで流れてそうなシチュエーションに立つことはあるよね。

このドラマでクレア・フォイを知ったけど、彼女もオリヴィア・コールマンもイメルダ・スタウントンもみんな、あの特徴的(?)な話し方をしていて、顔や背丈は全然似ていないものの、それほど違和感を感じることがなかった。あの話し方が一番の特徴という気がする。ラストの演出はそれをもう一度確認できるものだった。

日本の皇族でやっても面白くなりそうだけど絶対無理だねこれは。本当に人死にが出ちゃいそうだから。
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