マキノ2

ザ・クラウン シーズン4のマキノ2のレビュー・感想・評価

ザ・クラウン シーズン4(2019年製作のドラマ)
4.0
1979年〜1990年代にかけて。サッチャー首相とダイアナ妃登場。このシーズンは女王とこの二人の女性がメイン。イギリス初の女性首相となったサッチャーさんの「鉄の女」っぷりは潔くて観ていてスカっとした。これくらい強くて挑戦的な女性のリーダーが日本にもほしい。女王とのコンビも国を率いる女同士、戦友という感じもして好きだった。女王の城に招待されたのに古臭い、無駄とか言ってとっとと帰っちゃうとことか面白い。

チャールズとダイアナの不幸な結婚生活。チャールズの不倫は最初からダイアナを愛す気あったの?っていうレベルで言わずもがな最低なんだけど、このドラマを観ているとダイアナもダイアナで目立ちたがり屋で子供っぽいところがあったんだなと思った。旦那の誕生日に自分が踊って話題を掻っ攫ったり自分が舞台で歌う映像をプレゼントしたのはちょっと、ん?って思った。でも20歳で結婚したんだもんねぇ。。二人共未熟で甘ったれ。ドラマだし脚色されてるからこれがまるっきり真実だと思わないけどそういう印象を受けた。ダイアナのような若くて美しくて汚れてない女性が、自分を愛してくれない相手と結婚して、王室には誰も味方がいなく追い込まれていく様子は悲しい。
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