TB12

ザ・クラウン シーズン4のTB12のレビュー・感想・評価

ザ・クラウン シーズン4(2019年製作のドラマ)
3.8
ダイアナとサッチャー登場でいよいよ俺でもなんとなく知ってる現代イギリス史に突入。

このシーズンにはかなり期待してただけに正直終盤まではちと退屈でガッカリだったけど最後ら辺のダイアナとチャールズ(と言うか対王室)のくだりには盛り上がれた。

とは言え事実ベースだとしてもあくまでドラマだしかなり脚色されてる事は肝に銘じておかないといけないんだけどね。

英文化相はフィクションってテロップ入れてなんてネトフリに要請したりチャールズとカミラのTwitterが炎上したり改めてドラマなどの娯楽作品の影響って強いよなあと。

いやまあ事実チャールズとカミラは再婚してるしダイアナに酷く当たったのはかなり本当だと思うけどそれにしてもSNS時代って本当大変だ(笑)

サッチャーパートも思ってたほど面白くはなかったかな。
意外とあっさりとしか描かれてない。
このドラマって最初からそうだけど政治パートは結構適当よな。
もちろんメインテーマじゃないから軽く触れる程度にしか描写しないのは分かるんだけど。

ただ欲を言うとIRA、アパルトヘイト、フォークランド紛争、サッチャーの国内政策や外交なんかをもっとじっくり見たかった。
フォークランド紛争なんか実は結構イギリス側もダメージ食らってるんだけど劇中ではめっちゃあっさり勝利したみたいになっててウケた。

サッチャーを演じたジリアン・アンダーソンはお見事でチャーチルを演じたジョン・リスゴー並の怪演だった。

ただここを含めて海外でもダイアナを演じたエマ・コリンが割と称賛されてるけど個人的には言うほどか…?と思ってしまった。
アクセントは良かったし演技頑張ってたのは伝わってくるけどそもそもあまり似てなくね?と。
髪型やメイクやファッションでかなり寄せてるけどそれでも顔の造りがそもそも違うと感じた。

婚約発表のシーンをドラマと本物の映像を比較する動画がYouTubeにあったけどそれ見たらドラマ版の演技がまあ酷すぎて…。
まあこれに関してはエマ・コリンのせいではなくそういう演出をした監督のせいだろうが。

ただつい昨日のゴールデングローブ賞でチャールズを演じたジョシュ・オコナーと共にエマ・コリンも賞を獲ってたから俺の見方が違うだけなのだろう(笑)

次のシーズンではエリザベス・デビッキがダイアナを演じるみたいだが彼女の方が顔の造りが似てると思うし期待したい。

シーズン2や3のレビューも含めて文句結構書いたけどなんだかんだこのドラマの虜になってて早く次のシーズンが見たい自分が居る。

つい最近ヘンリーがジェームズ・コーデンの番組に出て海外でかなりバズってたけどこのドラマにも言及してて面白かった。
7日にはヘンリーとメーガンのインタビュー番組も控えてるみたいだしドラマとシンクロしてリアルタイムの王室も色々ありすぎてなんかもうカオスすぎる…(笑)
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