あまんだ

この世の果てのあまんだのレビュー・感想・評価

この世の果て(1994年製作のドラマ)
4.5
これ、めっちゃ好きやったんよな、子供の時。これが愛か!て、思ってたけど、大人になった今観たら、三上博史の情けなさ、転落ぶりに、すんとなる。何や、こいつ。
あまり幸せな人生を歩んで来ていない2人が出会ってしまい、お互いの中に自らを見出す共依存。とか、昔も展開は重いと思ってたけど、尚のこと、重い話やなって気付いた。
普通に考えて、絶対、豊川悦司のほうがいいんやけど、もう、悦司を選ぶことは、今までの自分を捨てる事レベルに、保奈美は、三上と繋がってたんかなと思うと、それは、確かに深い愛なんかなと思う。
青が印象的に使われているのと、タイトルの秀逸さ。「この世の果て」。確かに登場人物全員、陽のあたる場所で生きてない。
死ぬほど暗い話やけど、やっぱ、得も言われぬ魅力のある名作。
後、このときの鈴木保奈美は、めちゃめちゃ美しい。三上はずっとカッコいい。豊川悦司は、何やツルツルしてる(笑)
観終わると、絶対、尾崎を歌いたくなる(笑)
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