ビワ

GTOのビワのレビュー・感想・評価

GTO(1998年製作のドラマ)
4.5
ともこの回で号泣した。自分を好きにならないと、好きになってもらえない、はちゃめちゃな自分をもっと好きになる、っていうところ。鬼塚と冬月先生がともこのために色んなことをして、それを時間をかけながらだけどちゃんと受け取っていくともこがすごく好き。菊池の回も好き、お前から学ぶことなんて無い、教科書に載ってるからっていう言葉はそうかもと思わされた。のぼるの回も好きで、いじめられる方にも問題があるんだぞってちゃんと言ってくれる優しさが平成初期のドラマらしくて良いなあと思う。みやびの回も村井の回も好き。冬月先生は友人に対する劣等感とか、他の先生から良いように使われることに言い返せないところとか、色々上手くいかずに思い悩むけれど、可愛らしく自分らしく戦うところがすごく素敵だと思う。松嶋菜々子は天使。理事長の、若干あたふたしながらもなんとかやりくりして最終的にはなんとかしちゃうところも、大きな女性って感じがしてすごく好きだし憧れる。たまに購買のおばちゃんをやるみたいに現場を大切にしてる偉い人ってやっぱりいいなあって思わされたし、そもそも鬼塚に2年4組を任せる目も鋭いというか、ちゃんと色んな経験を積んだ大人だなあ信頼できるなあと思えて好き。あと白川由美と松嶋菜々子は歳の差が大きいけれど親友だったっていう話を聞いて、さらに2人の女優さんとその役柄が好きになった。
どんどん鬼塚の味方が増えていくのがすごく嬉しかったし、本当の悪人は1人もいなくて登場人物全員を好きになれた。何度も何度も見返したい最高のドラマ!
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