ぺんちゃん

WITH LOVEのぺんちゃんのレビュー・感想・評価

WITH LOVE(1998年製作のドラマ)
4.2
「あなたが、hataさん」
「きみが、てるてる坊主…」

恐らく人生で初めてちゃんと見た恋愛ドラマで、2人がやっと出逢えたシーンではえらく感動した覚えがある。
でも小学校低学年だったので、詳細どころかメインキャストも全然覚えてなかったけど、My Little Loverの曲がとても好きで聞き続けていたので、オープニング曲で鳥肌が立った!
TVerさん、ありがとう!

インターネット黎明期の、顔も知らないメル友との恋愛物語。

及川光博さんのデビュー作なんですね!!
デビュー作でこの存在感はさすがです✨
いま『のだめカンタービレ』も同時に見てるけど、8年後には踊りながらセリフを言ってるとは…🤣
とてもウザイ役だけど、中盤で「出世してパリに行きたいけど、大手企業は独身だと出世できないから結婚を焦ってた」という、グイグイな理由もわかったし、本当に天音に一途で可愛い役でした。

リナ役、川村カオリさんなのか…!
このドラマの10年後には病死されてしまうのか…。
ロシアとのハーフで芝居も良かった。美人で自然体だからこそ、ドラマが切なくなる。良いキャスティング✨

2023.1.13
見終わった。
思い出補正が入っているとは思うけど、なぜか説得力があって、必ずすれ違ってしまう2人にヤキモキしながら見ました。最後まで面白かった。
恋敵の二人(カオリと吉田)も、結局良い奴なんだよなぁ。藤原紀香さまも素敵。こんなにピチピチで美人なのに絶対選ばれない所も含めて素敵だった。

冒頭から二人の正体(誰がhataか)が分かっているのって珍しいなと思う。最近のドラマだったら、3人くらい候補がいて、中盤まで誰がメールの相手か視聴者にも分からない展開になりそう。
当時は知らない人とメールなんてしたことない人が大半だろうから、「私もやってみたら、相手は竹野内豊かもしれない」と夢を見させてくれるドラマだったんだろうな。そういう意味で、雨音は本当に平凡で暗めの女性で、「真面目に誠実にしてたら幸福が待っていた」みたいなザ・シンデレラ的キャラクターで、少女漫画の王道的なみんなが自分を重ねやすい人物だったと思う。だから、大人になって観て、なぜ雨音が選ばれるのか全然分からないし、田中美里さんが酷評されているのも分からなくは無いけど、視聴者が自己投影する無味無臭の器なのだから仕方ないし、その方がドラマとして惹き込まれやすいのだと思う。

やっぱ、My Little Loverの曲がかかると勝手に感動しちゃう✨笑

パリ
パリから日本に出張中の自由の女神
「音楽を信じてもいいですよね?」
ぺんちゃん

ぺんちゃん