このレビューはネタバレを含みます
悩んで悩んでこれ3回書き直してる。
ほんと、何を感想として書けばいいやら…
私自身は学生の頃からもう10年近く歳を重ねていて、当時の辛かった出来事は幸いにも「楽しかった幾つかの思い出」と月日の経過によって見事に覆い被せられている。
だがフタを開けてみればどうだろう?
クラスで誰かを仲間はずれにするブームがあって、部活でトンチンカンな言動をしてしまった翌日から部員のほとんどが私を無視しだしたとき、辛かった。そのちょっと後にはクラスでもひとりになった。
世界が終わったと思った。この最悪な事態は一生、死ぬまで続くと、そう思った。
ハンナも最後には「自分は無価値な人間」
だと思い込んでしまった。生きているだけで人に迷惑をかけると。舞台は高校だから大学や就職に進めばもう学校の子たちと関わることはほとんどなくなるのに、そこまで考えられなかった。今の私が見えるのは「今」だけだから。
そりゃあ結局はドラマだし、1話1話紐解くとツッコミどころも多いよ。そんなわけないやろと。でもそれは自分が大人になったからだと改めて思う。良くも悪くも。そう思うと演者たちみんな凄いよ。不安定なあの年頃の役をやるのってさ〜。
一休みして、また次に進みたくなったら観ます〜