『13 Reasons Why Season 1』
全13話。各1時間前後。ティーンドラマ。
重いテーマで展開がスローで13話まで伸ばすからイラつきながら、でも最後が気になって完走した。
17歳のハンナは13の理由というテープを残し自殺する。
不器用なハンナと不運が重なってどんどん最悪になっていく。
思春期ってみんな自分のことでいっぱいいっぱいで、余裕なんてないのは事実。
そして、性に対しても未熟で無防備。それが悲劇を生んでいく。
終始「クレイさっさとテープ聴き終われよ」ってイラつきながら見た。
貴方いちいち感傷浸ってる場合じゃない!
でも最後の彼の勇気はすごい。
私も高校生の時に、全てが嫌になって死にたいと思ったことがある。
世界で自分は一人だとハンナのように孤独を感じた。
でも、親が過干渉だったので、それが反対にその時は救われたのと、洋画オタクだったので、今死んだら今後映画が観れなくなると思ってやめた。所詮子供なので、本当にちょっとしたことで気は変わるし、変われる。
ハンナはそのキッカケさえ途絶えてしまったのが悲しい。
自殺した人の家族や友人は、一生悔やみ悩み心が晴れることはない。特に理由が分からないのは残された方は地獄。なので、反対にハンナのようにテープを残しておくのはまだまし。
どちらにせよ、ハンナは戻って来ない。ならば、一人一人が自分と向き合い、どう生きていくのかが問われる。
高校生の繊細な心の機微をうまく描いている作品だと思う。まあそれにしてもちょっとこの高校ロクな人間いないけど。。。💦
シーズン2から彼らの本当の人生が始まるのだろう。