自殺した女子高生が、何故自殺するに至ったかを自ら録音したカセットテープ。その理由に含まれている者たちが、順にカセットテープを受け取るのだが、、、
物凄く重たい作品でした。1話1話の重量感が凄くて、毎日少しずつしか観ることができませんでした。
主人公のハンナ以外にも感情移入してしまうような登場人物が何人かいて、終盤はやるせない涙も何度か……。
どんな出来事でも、重なり合うと凶器になり得るんだという危うさ、周りに他愛のない話ができる同級生や家族がいても、助けを求めることができない孤独さ、そして1つの出来事をとってみても、皆それぞれに違った真実があるのだということ。
高校という閉塞的な空間であるが故に、少しのおかしな状況がすぐ蔓延してしまうんだろうなあ、単純に、恐いなあとも思ってしまいました。
まだ全部咀嚼できていないかもしれないけれど、色んな考えのきっかけを与えてくれるような作品でした。シーズン2の存在も明かされているみたいで、楽しみです!