Netflixて大金つぎ込んで大衆娯楽作品をバンバン作ってるイメージだったけど、こうした社会派ドラマも制作していることに驚いた。高校を舞台に、現代の若者のリアルを逃げずにそのまま映し出すことで、若年層のハートも掴めるし、こうゆうコンテンツが作れるからどんどんユーザー数伸ばせてるんやなと実感した。
登場人物と自分の高校時代のクラスのメンバーを照らし合わせながら観てしまう。あのキャラの奴おったなみたいな。
たしかに高校生の時なんて親に学校生活の相談なんてせえへんかったな。ハンナみたいになってしまったら、閉鎖的な関係の中で、常にSNSの監視を受け続ける状況に陥って、精神的に追い込まれてしまうよね。
ハンナがクレイとか善人に対しても心を開かずに拒絶してしまうところに苛立ちを感じてしまう。やけど、観ている側にそうした感情を抱かせるところがミソなんかも。被害者のちょっとしたサインに気づいていれば…もう少し受け止めていれば…っていう後悔を作品の中で擬似体験させることで啓発するのが狙いやと感じた。
トニーが出てくるとなんか安心するわ。なんか神様みたいやなぁ。