このレビューはネタバレを含みます
光も闇も大きすぎて、とても直視なんてできない
心に穴を開けたまま光を見ようとしても
虚しくて 悲しくて さみしい
愛するひとを愛したいその時に
そのひとがいない喪失感
あの時は目の前にいたのに、
The Night We Met / Lord Huron
ハンナが生きている姿を私たちは観ていないけど
確かに思い出を共有して一緒に泣いて笑った
これからこの曲を聴く度にきっと泣いてしまう
私たちは自分の人生に必死すぎて
誰かを気にかける余裕を時々失ってしまう
人間はいつの間にか痛みを忘れるようにできている
そうしないと生きていけないから
だけどそのせいで誰かが傷ついているのも気づけない
痛みを忘れず、抱えながら生きていくには
どれほど強くなればいいんだろう
どの場面でどんな展開になるのが正しかったのか、どれだけ考えても分からない
多分、正解はないから
