名作と言われるのにずっと見られなかったので見てみた。1995年放映。三谷的、ということはすなわち、ニール・サイモン的シットコム。人の出入りや勘違いで出来事を積み重ねていく方法は、舞台ではよく見られるけど、ドラマでは確かにあまり見ない。放映時は、それは斬新に見えただろうな。
伝説のギャルソンと、ポテンシャル高いながら自信が持てないシェフの距離感の変化を軸にした群像劇。ロケ地はレストランのみ、というワンシチュエーションも珍しかったのかな。
基本的構造が舞台の『ショー・マスト・ゴーオン』と同形。ドラマだとこうできるのか、と興味深く拝見した。