このレビューはネタバレを含みます
素晴らしいフィナーレ。
終始、ビル・ベイダーがその天才ぶりを遺憾なく発揮しており、特に第5話目以降の唐突な展開には舌を巻く。
ネタも相変わらず絶好調で、特に『レインマン』のくだりは最高(笑)だし、著名な映画監督たちのカメオ出演も楽しい。
そして、ハンクとクリストバルの痴話喧嘩はいつ見ても可愛いかったので、とても悲しい。
個人的にこんなにハマったシリーズものは『ブレイキング・バッド』以来で、物語がブラックコメディから徐々に暗澹たるスリラーへとスライドしてゆく様も共通している。
ただ、最後はあの「マジか」の瞬間で終わっても良かった気がする。