ゆみモン

天上の青のゆみモンのネタバレレビュー・内容・結末

天上の青(1994年製作のドラマ)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

放送当時、全く知らなかった。
“面白い”と思って、全4話を一気に観たら、曽野綾子原作だった。
原作を裏切っている…というコメントも見られたが、このドラマはこれで惹き込まれた。

富士男と雪子の、最後の接見?の場面…お互いに「愛していない」を繰り返すのだが、明らかにそれは愛の告白シーンなのだ。
演技している演技は難しいと思うが、佐藤浩市も桃井かおりも流石だ。

佐藤浩市は、陰のあるカッコいい敏腕刑事などもいいが、こういう悪人やダメ男を演じているのが好きだ。

富士男は、連続殺人鬼で救いようのない人間だが、現実に世の中には、こういう自己表現?しな出来ない人がいるのも悲しいかな事実だ。