アンは原作から飛び出してきたかのような赤毛で頭の回転の速い女の子。手違いでカスバート家にやってくるが、話すうちに気にいるマシュー、戸惑いながら受け入れるマリラの二人の役者もとってもいい。
ブローチをアンが盗ったのは勘違いだったと気づき、マリラが見せる動揺。アンがませたことを学校の友達にしゃべってしまい、それが原因で保護者に嫌われたとき、マシューが「普通の子が知らなくていいことまで知ってしまったんだ」とかばうこと。子どもを育てることって難しいことなのだろうと思うが、この二人がアンを大切に思ってることは伝わってくる。
マリラとマシューも家族の事情で若い日々を奪われていたことも、シーズン2にかけて分かってくる。どこかアンが自分たちに似ているということが、二人にアンを引き取らせたのではないかと思う。
