まきのせ

GIRLS®/ガールズ シーズン6のまきのせのネタバレレビュー・内容・結末

GIRLS®/ガールズ シーズン6(2017年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

いやーーーこのドラマに出会えてほんと良かったな、と思う

様々な思ったこと

・sex and the cityのNewバージョンとも言われていたけど、リアルで“普通”でもっと様々な喜怒哀楽、人との関係性、人生の意味にまで切り込んでて、SATCより意義深い(?)気がする〜〜

・ただ、4人の女の子を主人公にしたからと言って、所謂今までの社会がイメージしてきたような「キラキラだけど実はどろどろな女の子たち」を描くのではなく、ジェンダー/フェミニズム的な観点も盛り込まれてて最高。皆の体当たりの100%演技も強かった。

・ラストについて、全く想像つかないようなものだったけど、この6年間の彼女たちの人生はどこかで自分とも繋がっているような気がする、人それぞれ自分の幸せは自分で掴んでその上で幸せを他人にも与えられるんだよなあしんどいこと多いけどね

・ハンナの姿を観てると精神的に自由になれた気がする(なんだお前って感じだけど)前と違っていい意味で周りの目というものを気にしないようになった。何もしない日はただ何もしないし、寝巻きみたいな格好で大学に行って図書館で胡座かいて眠ってまた授業に行ってバトラーを読む。

・イライジャの歌が最高〜〜〜〜

・4人の女の子たちは自分の才能を信じてNYで生き成功する事を願っていたけれど皆その夢は100%に実現できなかった。ただレナダナムの今の姿を見るとそうも思えないし皆それぞれの明るい未来があるはずだと前向きに思える、やりたくなかったらやらなくていい。自分の才能を使わなくちゃいけないわけでもないしでもそれでいて寂しいんだよね。誰かと人生を分かち合いたいっていう感情もすごいわく。
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