七星

THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これからの七星のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ドクターの話からの3つ子の話にそう繋がるの!?って感動した。

こう考えたいんだ、君も年老いた時に自分経験を若者に語るだろうと。
人生が差し出した酸っぱいレモンをレモネードに変えた経験を。

3人目が死産で、その時たまたま拾われてきた赤ん坊がいて、その子を3人目として引き取ったお父さんすごい。
その優しさを引き継いだように実のお父さんに優しくできる黒人の彼はとても素敵だわ。

"タイムアフタータイム"

悲しみを行動に変える

ランダルは実の父が母に送っていた詩人の名前だった🫶🏻

"自分の人生にエネルギーを注ぐ"


芝居の話をするとき
「人生はカラフルだ。一人一人が自分の色を加えていく。絵は大きくないが、あらゆる方向に延々と続いている、無限だよ。人生ってそうじゃない??」
「100年前俺が会ったことのない男が、この国へやってきた。彼に息子ができ、その人の息子が、俺の父だ。
描きながら思ったんだ、最初の男がここにいて、こっちに俺がいる。」
「世界中の人が、この絵の中にいたら?生まれて来る前も死んだ後でも絵の中にいる。みんながどんどんいろんな色を重ねていく。やがて、色が混ざり合ってみんなは1つになる。一枚の絵に。」

人生には始まりも終わりもない。
今があるだけ。

ウィリアムがランダルの育ての父親の墓に会いに行き話しかけるシーン。
短いのに心に沁みるものがあった。笑い声を聞いてみたかった。

あと一歩と、もしもの人生
七星

七星