YK

ひらりのYKのレビュー・感想・評価

ひらり(1992年製作のドラマ)
3.3
社会人1年目に放映されていたドラマ。当時は若貴ブームでこのドラマも相撲ブームに乗っかった作品との記憶があったが、いかんせんサラリーマン1年生ではみる術はなかった。ただ当時職場(銀行)の店頭で流れていて、断片は見ていた。
改めて全編見た感想。
平成一桁前半はまだ昭和の香りが残っていたんだな。ひまわりもそう感じたが、会社関連の雰囲気は令和では想像もつかないレベルだったんだな。懐かしく思えるものの、あの時代を経験していない世代にとっては、むしろ嫌悪するだろう。
ストーリーは、正直しょうもないグダグダだが、むしろ芸達者な俳優の演技を楽しむドラマだろう。
島田正吾はともかく花沢徳衛のチャキチャキの江戸っ子振りはみる価値あり。終盤出番が不自然に少なかったのは体調悪化か?
石倉三郎もいい演技だった。四国・大阪出身とは思えない。
池内淳子はハマり役。本人も両国出身なのでやりやすかったのでは。
石田ひかりもやはり可愛い。当時は姉よりも圧倒的な人気があったのだが、今では姉の方が売れっ子かな。
なんだかんだ楽しめた。
YK

YK