たむ

ウエストワールド シーズン3のたむのレビュー・感想・評価

ウエストワールド シーズン3(2019年製作のドラマ)
4.0
外の世界に出てきたアンドロイド達の戦いを描くシーズン3は、こちらも世界観に慣れてきたのもありますが、わかりやすい作品になりました。

アンドロイドと人間の葛藤が直接的に描かれるようになり、対立も明確に。
ジョナサン・ノーランさんはクリストファー・ノーラン監督の弟で兄の映画のシナリオを書いていることもあり非常に近いですが、ジョナサンさんはより深く複雑、欲望の描写もより直接的になります。
ロボットの機能的過ぎて、あまりかっこよくないセンスも似ています。

AIによって人間の未来が予測され、決められた運命に対してどう向き合うか、というテーマが追求されます。
一方でアンドロイドはこれまでの迫害への反乱と仲間同士の意見の対立も。
人間だからこうなる、アンドロイドだからこうするといった生命か機械かも多様性を持って描かれるのがこのドラマの見どころであり面白さですね。
たむ

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