最高。登場人物が魅力的で、すべての会話が面白いから、大事件が起きなくてもずっと興味をもって感情移入しながら楽しめる。
子供は行く道に迷い、悩み、間違いながらも前に進み、どんどん成長していく。でも大人になってもコミュニケーションは難しい。彼らもまた間違いながら、反省すれば成長していく。
一話からザヒードともめまくるサム。この二人のどちらとも住みたくないな、って思ってたが、一話目から最高にほっこりさせてくれた。うざったい部分もあるが、仲良いときも喧嘩するときもサムと対等にやりあうザヒードが好き。なんだかんだ常に面白くて笑ってしまう。幸あれ。
ケイシーは、もうただひたすら応援したい。たまに意地悪なところも含め、一番愛せる。サムとの遠慮のないコミュニケーションが心地よい。元々は庇護者だったのに、サムがある程度自立してからは良い意味で突き放して、程よい距離感で接しているところが良いのよね。最高に良い関係。
ペイジは健気。サムはペイジに優しくなさすぎるが、たまーに見せる優しさがズルいよなー。最後やられた。
誰しも、ダメな部分や面倒くさい部分、未熟な部分を持っていて、別にサムが特別ってわけでもないよな、と思わせてくれる。衝突したり、和解したりが繰り返され、コミュニケーションとは、を考えさせられる素晴らしいドラマ。
寂しいが素晴らしいラストだった。でも続けてくれても良いのよ。
