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孤高の警部ジョージ・ジェントリーのcobossのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

Amazonさんがしつこくお勧めしてくるので観たのだが、確かに面白かった。全部で10年かけて制作されたドラマだが、ドラマ内では6年しかたっていないので、みんなが倍速で老けているように見える。特にジョン君、最後の方は結構貫禄がついてましたな。主役のマーティン・ショウさんは最後のエピソードの時で72歳。イギリスの警察は定年はあるのだろうか。話の感じだと、決まった定年は無さそうだったが。まあ現場の刑事さんは、72歳だと確かに年取り過ぎの感はある。走って追っかけたりすることもあるだろうし。
設定は大体1960年代なのだが、実際作ってるのは現代なので、ジェントリーさんが今の基準に合うように調査し、偏見に満ちたジョン君が差別語を喋りまくって後で反省するという流れになっております。ただ一つ違和感があるのは、みんなタバコ吸いまくり(&お酒飲みまくり)な事。まあ酒は良いとして、たばこは誰か問題提起してもよかったのではないかと思う。アスベストの話も出してるんだし。
途中、ジェントリーさんとジョン君が撃たれる回で、ジェントリーさんと良い感じになる女性弁護士がいたが、あのあと発展しなかったのだろうか。まあしなかったんでしょうなあ。あと、MSと診断されたのなら車運転するとやばいのではないかと思いますが、死ぬまでは問題なかったようなので、良かった。
それにしてもジョン君、あのあと一人で無事やっていけたのだろうか。ロンドンの警備会社か何かに転職して、ジェマさんと旧交を温めるとよいのではないかと思う。レイチェルさんも頭良さそうなので、警察の誰かと結婚して、残業が多いので離婚して、というルートをたどるよりも、もうちっと実力で評価されやすい業界に移ったほうが良いのではないかと愚考いたします。
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